パンドラ 猟奇犯罪検死官・石上妙子 角川ホラー文庫

内藤了

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041047651
ISBN 10 : 404104765X
フォーマット
出版社
発行年月
2017年04月
日本
追加情報
:
336p;15

内容詳細

死神女史こと石上妙子検死官の過去を描いたスピンオフ作品が登場!大学院生の妙子が検死を担当した少女の「自殺」には不審な点があった。刑事一年目の厚田と話した妙子は、法医昆虫学者ジョージの力も借り…

【著者紹介】
内藤了 : 長野市出身。長野県立長野西高等学校卒。デザイン事務所経営。2014年に『ON』で日本ホラー小説大賞読者賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • たっくん さん

    東大法医学部博士課程に学ぶ大学院生石上妙子。指導教官は「死因究明室」両角教授、晩期遺体の死因究明を模索する名物教授・・軽井沢、自殺とされた少女の遺体、遺書が体幹ではなく頭蓋骨の近くで見つかったことに疑問を感じた妙子。「声なき声を聞き、生なる者にそれを伝え・・いいだろう、真実のみを書きたまえ」と両角教授・・その頃、若い女性の連続失踪事件が発生、西荒井署新人刑事厚田巖夫はその捜査に当たっていた。東大客員教授法医昆虫学者サー・ジョージの協力、妙子は事件に迫るが・・若き日の「死神女史」を描くスピンオフ。面白く読了

  • sin さん

    実際に在った大久保清事件を下敷きに若き日の死神女史と厚田刑事を描いた『ON』のスピンオフ…とはいってもこの頃の女史はまだ院生で捜査に直接関わる立場ではないので、入りはスローペースに感じて…もしかしてまたしても分冊をかまされたかと危惧したものの、ある人物のアプローチから事件の中心に据えられて…おまけに女史にとって因縁浅からぬ英国人昆虫法医学者も絡めて盛りだくさんではあるが、この多いとは言えない頁数の一冊にバランスよく纏め上げているところに作者の力量が伺える。

  • utinopoti27 さん

    待ってましたのスピンオフ!いいなあ、死神女史。腐臭漂うグロさ全開の死体を前にしても、平然と検死作業を進めるクールさと、女であることを捨て、ひたすら死体とのコミュニケーションに情熱を燃やす鉄面皮。本作はそんな彼女の若き日の魅力がテンコ盛り。時に恋にときめき、時に動揺し、制御しきれない感情に振り回される小娘だったあの日。サー・ジョージやガンさんとの出会い、連続少女殺人事件の謎等々、単独のミステリとしても完成度の高い作品と言えるでしょう。貴方もぜひ本書を手に取り、稀代の異色キャラ石上妙子にハマってみてはいかが?

  • がんも さん

    藤堂比奈子シリーズのスピンオフ、石神妙子が何故死神女史になったかのお話し、本編で匂わせていた厚田刑事との関係や法医昆虫学者のサー・ジョージとの関係が垣間見える一冊です。他の方も書いてるように、スピンオフにしてしまうには勿体無いほどに面白いです、途中で犯人の予想はついちゃったけど……シリーズ化希望です。その前に本編も早く出してもらいたい!イッキ読みしたくて『Back』読まずに温めてます‼︎

  • せ〜や さん

    厚田刑事の、亡くなった方に対する敬意の表し方が、なんだか素敵です。名前は、他でもないその人の存在を証明しているのかもしれません。死神女史になる前の、石上妙子の覚悟の物語。仕事としてでなく、女性としても、いろんな事を覚悟していったのかもしれません。男の私は推測しか出来ないですが。内容はやや単調で、推理も強引さがある上に、事の真実はほとんどが曖昧になってて物足りない感じ。☆2

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内藤了

2月20日生まれ。長野市出身、在住。2014年に『ON』で日本ホラー小説大賞読者賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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