ごめんねともだち

内田麟太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784032320503
ISBN 10 : 4032320500
フォーマット
出版社
発行年月
2001年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
25cm,31p

内容詳細

キツネと大げんかをしたオオカミは、なかなか「ごめんね」が言えない。キツネとオオカミの「おれたち、ともだち!」絵本4作目。幼児向。

【著者紹介】
内田麟太郎 : 1941年福岡県大牟田市に生まれる。個性的な文体で独自の世界を展開。主な作品は、絵本に「さかさまライオン」(第9回絵本にっぽん賞受賞)、「うそつきのつき」(児童出版文化賞受賞)、「なつは うみ」「ともだちや」「ともだちくるかな」「あしたもともだち」「ごめんねともだち」、「がたごとがたごと」(第5回日本絵本賞受賞)、「ひたひた どんどん」、読み物に「こっそりおてがみ」「心妖怪」シリーズ、詩集に「うみがわらっている」など多数

降矢なな : 1961年東京に生まれる。スロヴァキア共和国のプラチスチヴァ美術大学で石版画を学ぶ。和洋両方の味を合わせもった独特な画風。主な作品は「めっきらもっきら どおんどん」「ちょろりんのすてきなセーター」「ちょろりんと とっけー」「きょだいな きょだいな」「あいうえおうた」「おっきょちゃんとかっぱ」「スージーをさがして」「ともだちや」「ともだち くるかな」「あしたも ともだち」「レンゲ畑のまんなかで」「空をとんだ Qネズミ」など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 匠 さん

    ともだちシリーズ。オオカミの家で一緒に遊んでいたキツネが、ついつい負けず嫌いのオオカミを刺激してしまい大喧嘩。どしゃ降りの中、キツネは追い出される羽目に・・雨に打たれながら叫ぶキツネの描写がすごくいい。そして強気なわりにすぐしょげるオオカミの単純さも憎めない。そんな2人はしばらく絶交状態になるのだが、もうほんと我慢比べでしかなく。お互い、大切な相手だとわかっているからこその心理描写が丁寧でじんとくる。意地っ張りが何かのきっかけで緩和する似た者同士な部分はいつ見ても微笑ましい。

  • masa@レビューお休み中 さん

    【再読】いつも通りの仲良しふたりと思いきや、今回は仲良しではないみたいですね。キツネとオオカミは、いつものように遊んでいます。でも、いつものように楽しそうではないのです。それは、オオカミがどの遊びでもキツネに負けてしまうから…。負ければ負けるほど、オオカミの表情が険しくなり、最後は怒ってしまいます。そして、「いんちきは このうちから でていけ!」と怒鳴りちらしてしまうのです。ケンカって、すぐに仲直りするときもありますが、ズルズル続いて仲直りできなくなることもありますよね。ふたりはどっちですかね…。

  • masa@レビューお休み中 さん

    オオカミがゲームに負ける。しかも、負け続ける。次第にイライラが爆発して、キツネにひどいことを言って追い出してしまう。悲しい気持ちで雨に濡れるキツネ。ひどいことを言ったと後悔するオオカミ。立場は違うのに、二人は同じことで悩む。ごめんねが言えないキツネとオオカミが出した答えは…。もう、なんだこの二人の関係は!友達というよりも、恋人のようなあま〜い関係ではないか。(笑)そんなことを言いつつも、意地をはったり、思ってることと反対のことをしちゃうのわかるよと激しく同意してみたりする。(笑)

  • おくちゃん☃️柳緑花紅 さん

    「おれたちともだち」このシリーズ本当に好き‼ごめんねって言いたいのに中々言えない。仲直りしたいのに。。。。言えないから苦しい。今回はアリさんの、登場でめでたしめでたし。今度は素直にごめんなさいが言えるかな?

  • めしいらず さん

    このシリーズを読むのは、きっとこの話といつか巡り会うのを、心の中で待っていたからかも。些細なことで傷む友情。傷つけられた側は、必ずや傷つけ返そうとしてしまい、更にもつれる。お互いが相手から聞く「ごめんね」を、待って疲れて悲しくなって、落とした涙がたまたま友情を取り戻すひと言の呼び水になる。その場面の無様さが、可笑しくて、悲しくて、何とも優しい。このシリーズでイチバン良かった。

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人物・団体紹介

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内田麟太郎

1941年、福岡県大牟田市生まれ。絵本作家、詩人。1985年にデビュー作『さかさまライオン』(童心社)で絵本にっぽん賞を受賞

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