内田百〓@6BE1@集成 3 冥途 ちくま文庫

内田百間

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480037633
ISBN 10 : 4480037632
フォーマット
出版社
発行年月
2002年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,338p

内容詳細

意識と無意識のあわいに立ちのぼる奇妙な風景。無気味なようで、可笑しいようで、心もとないようで。曖昧な夢の世界を精緻な言葉で描く、表題作をはじめ「旅順入城式」など特異な百〓の小説33篇。

【著者紹介】
内田百〓@6BE1@ : 1889‐1971。小説家、随筆家。岡山市の造り酒屋の一人息子として生れる。東大独文科在学中に夏目漱石門下となる。陸軍士官学校、海軍機関学校、法政大学などでドイツ語を教えた。『冥途』『旅順入城式』『百鬼園随筆』『阿房列車』など著書多数。1967年、芸術院会員推薦を辞退。酒、琴、汽車、猫などを愛した。本名、内田栄造。別号、百鬼園(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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 この世とあの世の境の土手をふらふらと伝...

投稿日:2009/12/04 (金)

 この世とあの世の境の土手をふらふらと伝い歩く作者の代表作。

白塗りのサル さん | 神奈川県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • pohcho さん

    木内昇さんの「茗荷谷の猫」に出てきた本。現実と夢のあわいにいるような、あの世とこの世のはざまにいるような、不思議な世界観の短編集。「冥土」はなつかしさ、せつなさがじわじわと沁みてくるよう。「豹」の最後に何故かみんな笑っているのもよかったし、「山高帽子」の顔の長い同僚に宛てた手紙が最高に可笑しかった。「夢十夜」も好きなのだけど、印象鮮やかな漱石に対し百關謳カはもっとぼんやりとしている。暗闇にぼうっと光る薄白い明かりにじっと目をこらすような感覚。解説の多和田さんもよかったし、芥川の同時代評まで。面白かった。

  • 佐島楓 さん

    夢の中の世界。感覚が溶け合う。強烈な印象がないぶん、薄気味悪い。ときに少年のように変貌する百閨B幼い叫び。彼の心の中を読者が覗き見る悦びと恐怖。なんとも形容できない心持になる。

  • あんこ さん

    『注文の多い注文書』から、兼ねてより気になっていた百聞先生のこちらを読了。装丁は商會。安部公房の『笑う月』を読んだ時とは異なる説明のつかない恐れや寂しさを感じました。表題作の『冥途』はとても短いけど、一番印象深い。『水鳥』『北溟』に描かれたイメージも何処か美しくて読み終わったあとはその余韻に浸りました。

  • 九鳥 さん

    再読。久しぶりに小説も読みたくなって手に取った。毎晩2、3話ずつ読んで寝たせいか、ここのところ夢を見ることが増えた気がする。夢の中と同様、起こる事象だけじゃなくて自身の考え方も不条理なのだけれど、それがおかしいとも思わない奇妙な世界。「私」の不安や恐れに同調して動悸がする。今回は、「水鳥」の浮遊感と「遊就館」のでたらめっぷりがすごく好きだった。

  • 三柴ゆよし さん

    折に触れて読み返しているが通読するのは三度目。多和田葉子の解説は百閭tァン葉子ファンどちらも必読。百閧フ文体は比喩を多用せずに形容詞を重ねることで読者をすこしずつ遠くへ連れていく不思議なもので、一時期私は百閧フ文体模写のようなことをしていたが、真似しようとしても土台無理。こと文体に関しては漱石山房一の天才というべきだろう。通して読むとおもしろいのが、飄飄としているようにみえて意外とそのオブセッションの核には生臭いものがあるところで、白子を踏みつぶすとかミニサイズの膃肭臍を食べたら葡萄の味とか相当にエロい。

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