武道論 これからの心身の構え

内田樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309029757
ISBN 10 : 4309029752
フォーマット
出版社
発行年月
2021年07月
日本
追加情報
:
243p;19

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読書メーターレビュー

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  • けんとまん1007 さん

    まさしく心身の構え。心と身体は表裏一体。物事の捉え方の立ち位置を、どこに置くのか・・・ここから全てが始まる。とにかく、面白い。しかも、示唆に富んでいる。が、何度も読むことで、本当の味わいが出てくる。いい意味での型があるのが武道であると思うが、その型に囚われてはいけない。そこに、生き方の神髄があるように思う。

  • tokko さん

    「武道論」と銘打っておりますが、基本的には「いつもの」お話がやや「武道」に軸足を置きながら語られているというものです。内田先生のフォロワーなら既に聞いたことのあるお話ばかりだと思います。だからと言って「買って損した」と思わず、「そうか、あの話は武道にもつながっているんだ!」とポジティブに読めるのが、フォロワーのフォロワーたる所以です。

  • まゆまゆ さん

    武道に関するコラムを中心にまとめた内容。書き下ろしもあるが震災直後の執筆も多く、原発問題がやや多め。武道は自分が弱者であると自覚した人が学ぶもの。武道を通じて他者との共同性を理解する。学びは本人だけでなく優秀な師匠に出会えるかがカギ。

  • GX さん

    色々、勉強になりました。「家事能力というのは、具体的な家事処理のことではなく、突き詰めて言えば、共に生活している人の愁訴を聴きとるちからのことである」。そのように考えると、家事も、生活の全ての活動が、修業になるのでしょうね。

  • teddy11015544 さん

    おなじみの論考を違和感なく楽しみながら読む。これも武道のはしっこくらいにはなるでしょうか。

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内田樹

1950年東京都生まれ。凱風館館長、神戸女学院大学名誉教授、芸術文化観光専門職大学客員教授。合気道凱風館師範(合気道七段)。東京大学文学部仏文科卒、東京都立大学人文科学研究科博士課程中退。専門は20世紀フランス文学・哲学、武道論、教育論。第六回小林秀雄賞(『私家版・ユダヤ文化論』)、2010年度新書

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