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国家は葛藤する

Tatsuru Uchida

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784828426723
ISBN 10 : 4828426728
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

特徴的な個性をもつ者が集まる集団が多様性のある集団なのか、
そもそも「個(自分)」と「他社」はどのように区別できるのか、
人間はなぜ自己と異なる個性に恐怖や違和感を感じるのか、など、エピソードを交えながら多角的に考察する。

【著者紹介】
池田清彦 : 1947年、東京都生まれ。生物学者。東京教育大学理学部生物学科卒、東京都立大学大学院理学研究科博士課程生物学専攻単位取得満期退学、理学博士。山梨大学教育人間科学部教授、早稲田大学国際教養学部教授を経て、早稲田大学名誉教授、山梨大学名誉教授。高尾599ミュージアムの名誉館長。生物学分野のほか、科学哲学、環境問題、生き方論など、幅広い分野に関する著書がある。フジテレビ系『ホンマでっか!?TV』などテレビ、新聞、雑誌などでも活躍中

内田樹 : 1950年東京都生まれ。神戸女学院大学名誉教授。神戸市で武道と哲学のための学塾「凱風館」を主宰、合気道凱風館師範(合気道七段)。東京大学文学部仏文科卒、東京都立大学人文科学研究科博士課程中退。専門は20世紀フランス文学・哲学、武道論、教育論。第六回小林秀雄賞(『私家版・ユダヤ文化論』文春新書)、2010年度新書大賞(『日本辺境論』新潮新書)、著作活動全般に対して第三回伊丹十三賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • tamami

    内田、池田両先生による対談本であるが、今回はやや期待はずれ。現代の日本を腐すことに急で、「日米安保反対」は正しかった、国家目標というべきものを持っている政治家がいない、中国に日本の土地を買い占めてもらうのも安全保障上悪くない、日本は仏教国からイスラム国となるか等々、思いつき的(失礼!)な発言も少なくない。総じてお二人とも他人事のように発言しているが、国の根本が変わるに際しての、人々の困難や葛藤についての考察はあまりないように見受けられる。ベーシックインカムで、地方の過疎化、超高齢化社会は解決と言われるが、

  • あみやけ

    新しくしることや勉強になることもありましたが、基本的にこういうのはあんまり好きではないですね。陰謀論っぽいところもあるし、偏りもある気がします。まぁ、いろんな考え方を知ることも必要ですが。確かにあいまいなままいい加減に考えることは大事ですが、その割には一面的に見た批判が多く、ポジティブではない気がします。

  • Mc6ρ助

    『トランプは日本相手にお得意の「ディール」を仕掛けてくる・・ アメリカ・ファーストの立場から 「日米安保条約を廃棄する、在日米軍基地は全部撤収する。・・」・・政権はアメリカにすがりつくしかない。・・「いくらでもお金は出しますから、いてください」・・「みかじめ料」を日本から吸い上げて、「俺はディールの名人だろう」と呵々大笑・・兵器産業は・・「在庫の兵器を全部日本に買い取らせてくれ」・・国家予算の半分くらいが「軍事費」に計上されて、そのほとんどがアメリカに流れていく。(p103)』あり得べき未来、恐ろしい。

  • ことり

    内田先生ということで手に取る。明治以降、均質化し、物量に負けた日本はお金を第一とした。しかし文化がない。目先の金のことしか考えて来なかった時代は終わらせなくてはならない。新しい時代を示す先導役として、かなり言いたい放題言えたのではなかろうか。あとは受け取り手がどうするかだと思う。

  • すうさん

    この本の要諦は最終数ページにある。途中で過激な論評もあるが、池田が言う「アドホック」というキーワード。「とりあえず」とか「臨機応変」という意味らしい。日本は天皇制と民主主義という相いれないことを政治の根幹にある社会で大きく揺らがずに曖昧なまま進んでいる。非法制化せず明言化せずに時代の差こそあれ国民のコモンセンスの上に成り立つノンバーバル国家。「もっともよい結論」や「絶対」はない世界なのに人は常に答えを決めようと、結論を一つにしようと躍起だが、「アドホック」に構えることで物事を俯瞰的に見ていくこともできる。

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