戦犯裁判と性暴力 日本軍性奴隷制を裁く

内海愛子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784846100063
ISBN 10 : 4846100065
フォーマット
出版社
発行年月
2000年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,332p

内容詳細

強かんや強制売春はれっきとした戦争犯罪である。過去の戦犯裁判は、「慰安婦」制度をどのように位置づけ、戦時下での女性への性暴力をどう裁いたのだろうか。VAWW‐NET Japan(バウネット・ジャパン、「戦争と女性への暴力」日本ネットワーク)は、2000年12月に「日本軍性奴隷制を裁く女性国際戦犯法廷」を開くにあたり、ジェンダーの視点による戦争責任の徹底的な問い直しを始めた。その成果の一つが本シリーズである。本巻では、これまで戦争犯罪が、とくに戦時性暴力がどのように裁かれてきたのか、過去の戦犯裁判だけでなく、現在の各国における紛争時の人権侵害への取り組みもとりあげ明らかにした。“裁く”ことの意味を改めて問い直し、戦犯裁判をジェンダーの視点から描く初の試みである。

目次 : 第1部 戦犯裁判の原点(「人道に対する罪」の成立/ 戦時性暴力とニュルンベルク国際軍事裁判/ 戦時性暴力と東京裁判)/ 第2部 戦犯裁判の展開(BC級裁判―イギリス裁判は何を裁いたか/ 中華人民共和国の戦犯裁判/ イスラエルのアイヒマン裁判―イスラエル現代史における意味 ほか)/ 第3部 裁かれる現代の人権侵害(旧ユーゴスラビア紛争―女性への暴力と国際刑事法廷/ 南アフリカ―真実和解委員会と女性たち/ ラテンアメリカ―人権侵害と加害責任 ほか)

(「BOOK」データベースより)

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人物・団体紹介

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内海愛子

1941年東京に生まれる。大学時代に1冊の本に出会い、日本の中の朝鮮人差別や戦争の問題を教えられる。恵泉女学園大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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