夢の夜 八代亜紀 ライヴ・イン・ニューヨーク

少女の頃に夢見ていた米国のジャズクラブでのステージ。憧れのヘレン・メリルとの共演。
その二つが同時に叶った、夢のような一夜でした。
- 八代亜紀 -

去る3月27日にニューヨークの老舗ジャズクラブ「バードランド」にて開催された、初の海外ジャズ公演のライヴ・アルバム。
昨年、演歌歌手としてデビューする前のクラブシンガー時代に思いを馳せ、スタンダード・ナンバーをカヴァーしたジャズ・アルバム『夜のアルバム』が大ヒットを記録。同作品は、日本のみならず、米国を含む世界75ヵ国で配信されました。
それを受けて開催された、一夜限りのスペシャル・ライヴ。この日のために結成された現地ジャズメンによるバンドとともに息の合ったパフォーマンスを繰り広げ、500名の観客を魅了。 『夜のアルバム』収録曲以外にも、「雨の慕情」や「舟唄」といった代表曲をジャズ・アレンジで披露。さらにステージの終盤には、長年憧れ続けてきた現役最高齢の女性ジャズ歌手ヘレン・メリル(82歳)との共演も実現。念願のデュエットを披露しました。
このライヴの模様は、4月29日にNHK総合にてドキュメンタリー番組「演歌の女王　ジャズを歌う〜八代亜紀・ニューヨークでの挑戦〜」として放送され、大きな話題となりました。

小学5年生のときにジャズと出会いクラブシンガーを志した八代亜紀にとって、本場ニューヨークの名門クラブでの公演は、まさに50年来の夢が叶った一夜となりました。本作では、その感動のステージを当夜の演奏曲順のままに収録し再現します。


録音場所：2013年3月27日、ニューヨーク、バードランドにてライヴ録音
パーソネル：八代亜紀：vocal
テッド・ローゼンタール：piano
ピーター・ワシントン：bass
クラレンス・ペン：drums
ピーター・バーンスタイン：guitar

【Guests】
ヘレン・メリル：vocal
カート・エリング：vocal
レジー ナ・カーター：violin

音楽監督：カート・エリング