やがて君になる 佐伯沙弥香について 電撃文庫

入間人間

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784049121650
ISBN 10 : 4049121654
フォーマット
出版社
発行年月
2018年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
シリーズ
:
追加情報
:
228p;15

内容詳細

大人気恋愛漫画『やがて君になる』の外伝ノベライズが登場!

理解でもなく、諦めでもなく、そこにあるのは自分への納得。

――私は、女の子に恋することしかできないんだって。

幼少時代から大人びていて、どこか達観した少女だった佐伯沙弥香。だが小学五年生の時に友達の女の子から自分へ向けられた感情に、彼女は答えを出せずにいた。

そして中学時代。仲の良かった先輩・千枝から恋心を打ち明けられた彼女は戸惑いながらも告白を受け入れ、次第に恋愛の深みにはまっていくが……。

ままならない想いに揺れ動く少女、佐伯沙弥香の恋を描くもうひとつのガールズストーリー。

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やがて君になる(原作)読んでなくても面白...

投稿日:2021/04/08 (木)

やがて君になる(原作)読んでなくても面白いと思います。まあ、読んでおいた方がいいのはいいのですが、これ単体でも百合ものとして面白いです。入間人間の書く他の百合ものが好きな人にはおすすめです。全3巻なので、サクッと読みたい人にもおすすめです。

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ゲンキ さん

    東大生のおすすめ本に「漫画やがて君になる」が紹介されていたので、図書館で予約。出てきた本が本書でビックリ👀。小説もあるのか⁉️と思って読んでいったら、本書は「漫画やがて君になる」の序章をライトノベルにしたものとのことでした😅。まぁ、これを読んだお蔭で、スゥ〜と、漫画の方に入っていけるのかなぁ😅⁉️。面白かったです。漫画を是非とも読んでみたくなる内容でした😂

  • 芳樹 さん

    『やがて君になる』のスピンアウト作品。入間人間氏の静謐な筆致で語られる、佐伯沙弥香の恋愛観。小学生のときのイニシエーション的出来事、中学時代の苦い思い出を経て、高校で七海燈子と出会い自分の恋のあり方を自覚するまでが描かれます。切ない。

  • よっち さん

    幼少時代から大人びていて、どこか達観した少女だった佐伯沙弥香。そんな彼女と想い人・七海燈子に出会うまでが描かれる「やがて君になる」の前日譚的スピンオフ小説。小学五年生の時に友達の女の子から向けられた感情、そして中学時代。仲の良かった先輩・千枝から恋心を打ち明けられた告白とその結末。戸惑いながらも自らの想いに徐々に向き合うようになってゆく沙弥香が、著者さんらしい繊細な描写で描かれていて、積み重ねられていったそれまでがしっかりと今に繋がっているとても素晴らしいスピンオフでした。原作を読んでいる人は必読ですね。

  • 黒瀬 木綿希(ゆうき) さん

    タイトルの通り「やがて君になる」に登場する佐伯沙弥香に焦点を当てたエピソード0と言うべきスピンオフ。仲谷先生の原作と本作の著者である入間先生のファンなので買わない理由は無かった。沙弥香がなぜ女の子に恋をするのかは原作でほんの少しだけ語られていますが、その際に登場した中学時代の先輩(千枝)との話がメイン。「こういう私にしたのは、あなたのくせに」という言葉に随分重みを感じる。しかし千枝との出会いや繋がりがなければ、今の燈子との関係も無かったのかもしれないと思うと、必ずしも負の遺産では無いのかもしれないな、と。

  • 真白優樹 さん

    現在アニメ絶賛放映中、恋愛漫画として評価を不動のものにしている、やがて君になる。 その物語に登場する、ヒロインの親友、佐伯沙弥香。 彼女のこれまでの物語を鮮やかに、苛烈なまでに描くと共に、恋という感情に揺れ惑う少女が一つの納得を得るまでを描いたこの物語。 正に彼女の為の一冊であり、その姿が形成されるまでの過程を全て曝けし、大瀑布が如く叩きつけ感情の氾濫を誘ってくる作品であると感じる。 成就と失恋、始まりと終わりを経て気づいた自分の心。今、恋する彼女の心はあの子に届くのか。 次巻も須らく期待である。

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人物・団体紹介

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入間人間

1986年生まれ。2007年6月、作家デビュー。公式サイト『入間の間』にて、ここでしか読めない小説など公開中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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