相対主義の極北 ちくま学芸文庫

入不二基義

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480091956
ISBN 10 : 4480091955
フォーマット
出版社
発行年月
2009年01月
日本
追加情報
:
15cm,363p

内容詳細

すべては相対的で、唯一絶対の真理や正しさはない―この相対主義の「論理」を相対主義自身にも適用し、極限まで追いかける。その最果ての地で、どのような風景が目撃されるのか?本書では、ルイス・キャロルのパラドクス、マクタガートによる時間の非実在性の証明、デイヴィドソンの概念枠批判、クオリア問題等を素材に、「相対化」の問題を哲学する。相対主義を純化し蒸発させることを通して、「私たち」の絶対性を浮き彫りにすると同時に、その「私たち」も到達しえない“他なるもの”の姿を鮮やかに描き出す。ダイナミックな哲学の思考運動が体感できる名著。

目次 : 序章 「地平線と国境線」と「足の裏の影」/ 第1章 相対主義という考え方/ 第2章 プロタゴラスの人間尺度説/ 第3章 相対主義は自己論駁的か/ 第4章 アキレスと亀とルイス・キャロルの「三者関係」/ 第5章 相対主義とその周辺/ 第6章 「枠組み」の問題/ 第7章 「ない」よりもっと「ない」こと/ 第8章 「ない」ことの連鎖/ 第9章 相対主義と実在論の極限における一致

【著者紹介】
入不二基義 : 1958年11月11日生まれ。東京大学文学部哲学科卒。同大学院人文科学研究科博士課程単位取得。山口大学助教授を経て、青山学院大学文学部教授。自我論・相対主義論・時間論等を主なフィールドとして、哲学をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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入不二基義

1958年生まれ。哲学者

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