日本株式会社の顧問弁護士 村瀬二郎の「二つの祖国」 文春新書

児玉博

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166611317
ISBN 10 : 4166611313
フォーマット
出版社
発行年月
2017年08月
日本
追加情報
:
208p;18

内容詳細

彼は、最も善良な米国人であると同時に、最も美しき日本人でもあった―戦争前夜と言われた日米通商摩擦で、日本を救ってくれたのは、日系二世の米国人弁護士だった。大和魂とアメリカン・スピリッツの両方を体現した男の感動の人生!

目次 : 第1章 日系人・村瀬家のはじまり/ 第2章 日本での少年時代/ 第3章 アメリカで弁護士になる/ 第4章 級友との再会/ 第5章 通商摩擦の中で/ 第6章 驕る日本への不安/ 最終章 次世代へつないだ思い

【著者紹介】
児玉博 : 1959年生まれ。ジャーナリスト。大学卒業後、フリーランスとして取材、執筆活動を行う。政界、官界、経済界に幅広い人脈を持ち、月刊「文藝春秋」や「日経ビジネス」などで発表するインサイドレポートにも定評がある。2016年、月刊「文藝春秋」に発表した「堤清二『最後の肉声』」で第47回大宅壮一ノンフィクション賞(雑誌部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Ohno Takeshi さん

    日本人とアメリカ人では様々な考え方が異なる。その二つを祖国とし、その二つを愛し、尊敬し、その二つの素晴らしいところを融合しようとした村瀬次郎さんの生き方は、まさに分断と差別の時代だった。そして、今まさにそうした時代を再び迎えている。人の歴史は繰り返されるというが、蓄積された人の英知はそれを乗り越えていけるのだろうか。20世紀初頭のアメリカと日本の置かれていた状況はまさに現在のそれと酷似している。アメリカと中国は60年台の日米貿易戦争そのものです。私たちは過去からもっと多くのことを学ぶ必要があります。

  • purupuru555 さん

    こんなスゴイ人がいたなんて、恥ずかしながらこの本を手にするまで名前も知りませんでした。もっと知れわたって欲しい、いや、知られるべき人だと思います、息子さんも含めて。

  • 鈴木貴博 さん

    村瀬二郎氏の伝記。米国で生まれ、戦時中の日本で少年時代を過ごし、戦後の米国で弁護士となり、その公平・公正の精神とバランス感覚で活躍し、日米関係史の様々な場面で重要な役割を果たす。特に後半が駆け足気味の記述になっているのが惜しいが、時代を象徴する一人の人物の歩んだ道を興味深く読む。

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児玉博

1959年生まれ。大学卒業後、フリーランスとして取材、執筆活動を行う。月刊「文藝春秋」や「日経ビジネス」などで発表する企業や官庁のインサイドレポートに定評がある。2016年、第47回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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