実りの庭

光野桃

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163736006
ISBN 10 : 416373600X
フォーマット
出版社
発行年月
2011年05月
日本
追加情報
:
20cm,255p

内容詳細

結婚し、子どもを生み育て、やがて家族は実りの季節を迎える。親を看取り、家族がそれぞれ自立していく時を迎え、痛みと喜びを抱きつつ生きるには…。「実りを待つ季節」から10年、待望の最新エッセイ集。

【著者紹介】
光野桃 : 東京生まれ。雑誌編集者を経てイタリアに在住後、執筆活動を開始。2002年、バーレーンに移住し仕事を休止していたが、2006年に帰国、活動を再開した。2008年より朗読を中心としたライブイベント「言葉と五感のリサイタル・桃の庭」を主催。また、タスマニアの原生林保護活動「Origin on Earth」にも参加している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • おいしゃん さん

    介護、母、娘、死、そういった家族についてのエッセイ。著者の娘とはほぼ同年代のようだが、こんな母親は勘弁してほしい、と思ってしまった。ちっとも気にならない人の私生活など、当然興味がわかないものだが、エッセイも然り。そういう意味では入り込むことのできないエッセイだった。

  • ゆみねこ さん

    私とほぼ同世代であろう著者の、主に家族を描いたエッセー。親を看取り、子供を自立させ仕事に生きる50歳代。私にはまだ親の介護は未経験だが迫っているもろもろの問題に目を逸らせるわけにはいかないのだと実感。親の遺品整理をした日、元気なうちに身の回りのものを徹底的に片付けることを決意した著者。私の場合もまずはそこからかなぁ…。

  • mami さん

    介護をして親を見送り、育児にひと段落、ご主人の転勤で中東への転居、自身の多忙さが更年期と重なってうつ状態。そんな頃に書かれたエッセイ。実家の物を処分した際の心境を彼女はこう綴っている。「これでもう母は完全にこの世から去った。ひとが逝くのはその周りにある物も含めて。モノたちに宿る思いは残された人間が断ち切ってやるしかない」と。一人娘の私は実家の処分を一人で行った。膨大な物の量に圧倒されつつ親が生きてきた証拠を消去しているのだなと思いながら。あれが最も大変な作業と感じたのは、こういうことだったんだ。

  • ダグラスまま さん

    母と娘、家族についての小話、コラムを纏めたもの。良かった〜。ほっこりした家族の話もあり、介護のつらい話もあり、新婚の食器の話もあり、日常のちょっとした話なのだけど、どの話も人間の温かみが感じられる。お母さんが人生の晩年で、ダンスの講師にほのかな恋をしていた話が印象に残った。苦悩していたことも、後になれば爽やかな思い出になるのかもしれない。細切れに読んだけどなかなか良かった!

  • れいぽ さん

    端正で赤裸々なエッセイ。母との関係、親を送ること、別居が支える3人家族の絆。読んでいてずしりときます。文章化することで光野さんの心が濾過されて、その質量がずんと響いてくる読後感。

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人物・団体紹介

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光野桃

エッセイスト。東京生まれ。小池一子氏に師事した後、女性誌編集者を経て、イタリア・ミラノに在住。帰国後、文筆活動を始める。1994年のデビュー作、『おしゃれの視線』(婦人画報社)がベストセラーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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