片桐大三郎とXYZの悲劇 文春文庫

倉知淳

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167911225
ISBN 10 : 4167911221
フォーマット
出版社
発行年月
2018年08月
日本
追加情報
:
556p;16

内容詳細

聴力を失った時代劇の大スター片桐大三郎が、耳替わりの乃枝と共に、卓越した推理力で事件解決に奔走する最高に楽しいミステリー。

【著者紹介】
倉知淳 : 1962年静岡県生まれ。『競作五十円玉二十枚の謎』で若竹賞を受賞しデビュー。1997年、『星降り山荘の殺人』で第50回日本推理作家協会賞(長編部門)候補。2001年、『壺中の天国』で第1回本格ミステリ大賞(小説部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • オーウェン さん

    時代劇の大スターである片桐大三郎。しかし耳の病気で聞こえなくなり引退。そんな片桐に声を伝える新人の秘書野之瀬が今日も事件を解いていく4つの中編集。とにかくこの片桐大三郎というキャラが秀逸。監督とセットにされているのは明らかに黒澤監督と三船敏郎がモデルだろう。そしてこのタイトルはクイーンのオマージュ。Xの悲劇やYの悲劇などを読んでいればより楽しめる。豪快な謎解きにはツッコミどころはあるが、時折ハッとさせる犯罪模様などよく出来ている。このキャラは他でも活きると思うので、ぜひ猫丸先輩みたいに続編作ってほしい。

  • TAMA さん

    久しぶりに読んだ「星降り山荘」をはじめ、今年は倉知氏作品に恵まれました。本作に関してもとても分かりやすい仕掛けがあるけど、それは読んでからのお楽しみ。オマージュ作品のようですが、知らなくても楽しめますが、2作目までがちょっと助長過ぎるのだけが珠に瑕。

  • アプネア さん

    聴覚を失ったことで引退した時代劇のスターは、その知名度を武器に耳役の助手を引き連れ、探偵道に邁進する・・・。クイーンの<レーン4部作>を再読したので、記憶もあるうちに、こっちも再読してみました。面白かった。ニコチン・ マンドリンなどの数々のモチーフや最後のアレを逆手に取り、別の仕掛けをしたりと、今回はより堪能できたと思う。こっちのXYZも最後の布石になっていたんだなあ。

  • Norico さん

    誘拐の話はつらすぎる。そして最後の話はすっかりだまされました。

  • hnzwd さん

    だれかをモデルにしたような元銀幕の大スター片桐大三郎を探偵役に、冬→春→夏→秋と季節ごとに起こる事件をまとめた短編集。耳が聴こえない大三郎の耳となるのは秘書によるPCでの同時通訳という。。設定を活かした感じのうまさを感じました。

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人物・団体紹介

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倉知淳

1962年静岡県生まれ。日本大学芸術学部演劇学科卒業。93年、『競作 五十円玉二十枚の謎』への投稿を経て翌94年、『日曜の夜は出たくない』で本格的な作家デビューを飾る。以後、ユーモラスで親しみやすい作風ながら、ミステリとしての完成度にも妥協しない、高いクオリティの作品群を書き続けている。2001年、

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