帝国憲法物語

倉山満

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569821405
ISBN 10 : 4569821405
フォーマット
出版社
発行年月
2015年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
倉山満 ,  
追加情報
:
254p;19

内容詳細

「大日本帝国憲法は西洋の猿まね憲法だ」「天皇主権の帝国憲法が、国民に戦争の塗炭の苦しみを強いた」などの議論が横行している。だが、その理解は本当に正しいのか?
 歴史をひもとけば、大日本帝国憲法は、幕末明治の志士・元勲たちが命を懸け、多くの人々が切望し、上下一心となってついに勝ち取ったものであったことが見えてくる。西洋列強の脅威から日本を守るために、たった一人で三千人の敵に立ち向かった高杉晋作。強固な意志を貫きつつ「万機公論」を本気で実行しようとした大久保利通。早くから憲法こそが国家の廃興存亡を決すると見抜いていた木戸孝允。そして彼らの意志を継いで真に日本の歴史に立脚した憲法を制定すべく苦闘を重ねた伊藤博文と井上毅――。大日本帝国憲法こそ、わが国の自主独立を守るための「最強の武器」だったのである。だが、しかし……。
 日本近代史、諸国の憲法史、さらに国際法と憲法の関係までを視野に入れつつ、帝国憲法の栄光と悲劇をすべて明らかにする意欲作!

〔本書の内容〕
◆憲法こそが国家の廃興存亡を決する――志士・木戸孝允の喝破
◆世界史の奇跡を現出した二人の男――高杉晋作と大久保利通
◆近代日本は「五箇条の御誓文」から始まった――歴史に立脚した基本綱領
◆憲法とは歴史である――伊藤博文とシュタインの歴史主義
◆我々は古来、文明国である――維新から五十年かけて実現した尊王攘夷
◆「自主憲法」論者の大いなる誤謬――帝国憲法を簡単に否定し去る愚
◆ある強姦魔の寓話――なぜ、日本国憲法が日本国の憲法なのか
◆日本国憲法の手続きで日本国憲法を葬り去れ――自主独立の国への道  ……ほか

【著者紹介】
倉山満 : 1973年、香川県生まれ。憲政史研究家。1996年、中央大学文学部史学科国史学専攻卒業後、日本近代史の泰斗でもある鳥海靖教授に師事し、同教授の退任に伴い同大学院文学研究科日本史学専攻博士課程単位取得満期退学。在学中より国士舘大学日本政教研究所非常勤研究員を務め、2015年まで日本国憲法を教える。2012年、コンテンツ配信サービス「倉山塾」を開講、翌年には「チャンネルくらら」を開局し、大日本帝国憲法や日本近現代史、政治外交について積極的に言論活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • 読書狂人 さん

    ★★★★★日本人必読書。日本国憲法がいかにいかれた憲法かがわかる。日本国憲法はそもそも日本の弱体化のためにつくられたものだ。誰でも一度歯向かってきた敵を野放しにはしないだろう。まあ、大東亜戦争はアメリカが喧嘩をふっかけてきたのだが。帝国憲法が危険だという人は明らかに帝国憲法自体を読んでいないことは確かだ。むしろ、戦争ができない国というのはかなり異常な国であある。戦争をなくしたとしても紛争という形で(紛争の方がタチが悪いことはみなさんご存知のとおり。)もっとタチの悪い形で暴力の応酬が行われる。

  • 出世八五郎 さん

    GHQ憲法を強姦憲法と認識。ハーグ陸戦条規の“占領国は被占領国の憲法を改正してはならない”という条項をマッカーサーは無視して改憲した。形こそ日本側の申し出という形にこだわるが、実質は恫喝による日本側から改憲を申し出させた。米軍撤退後、直ちに帝国憲法に戻れば、後世への悪影響は生まれなかった。平和主義、人権尊重、国民主権を謳う強姦憲法は北朝鮮拉致被害者を救う事が出来ない矛盾を孕む。そして試験問題などに定着し、歪な八月革命説による強姦憲法の肯定により、今の日本はアメリカに強姦されて愛情を抱いてしまった状態。南無

  • shinshin2638 さん

    憲法に対する熱い思いを抱いた人を幕末維新期からさかのぼって、解説を加えている。日本が近代国家になるために憲法が必要だと高杉晋作、大久保利通、木戸孝允、伊藤博文らは構想していた。決して自由民権運動の突き上げなどではない。帝国憲法は日本の歴史と文化に根差したものである。起草者の井上毅が古事記・日本書紀までさかのぼって「国体」をみつけて起草したのだ。明治政府は二年間にわたって出来上がった憲法を英訳して世界中の学者に読んでもらい、好評を得た。国内の自由民権派からも評価が高かったのである。つづく

  • ミナ さん

    日本が文明国として生き残っていくには、その範を示さねばならない。しかし、それは決してかりものであってはならず、自国の歴史に基づく思想を体現したものでなければならない。として全身全霊をかけ、帝国憲法を制定し、いかなるときにも停止しなかった明治の元勲たちの熱い想いが伝わってくる。また、日本国憲法が国際法の常識に基づけば矛盾に満ちていること、誤字すら訂正できていない実態があることなどもよくわかった。解釈を示す義解まで作り日本のためを想って創られた憲法を大切にしたいし、もっと見直すべきなのではないだろうか。

  • やす さん

    読了。帝国憲法について歴史から深く学べる良書。

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人物・団体紹介

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倉山満

1973年、香川県生まれ。憲政史研究者。1996年、中央大学文学部史学科を卒業後、同大学院博士前期課程を修了。在学中より国士舘大学日本政教研究所非常勤研究員として、2015年まで同大学で日本国憲法を教える。2012年、希望日本研究所所長を務める。同年、コンテンツ配信サービス「倉山塾」を開講、翌年には

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