101個目のレモン 文春文庫

俵万智

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167548049
ISBN 10 : 4167548046
フォーマット
出版社
発行年月
2004年08月
日本
追加情報
:
16cm,310p

内容詳細

弟が結婚したり、二十一世紀になったり、三冊目の歌集『チョコレート革命』を出したり、いろいろな出来事が起こった歌人・俵万智の三十代。そのすべてが詰まったエッセイ集では、素敵な人々との出会い、お芝居、本や雑誌、絵画との触れ合い、そして自らのフィールドである歌の世界への思いが、深い愛情と鋭い観察力で綴られる。

目次 : 1 弟の結婚(弟の結婚/ 二十一世紀の子どもたち ほか)/ 2 お芝居が好き(真田広之のハムレット/ ふるさとの仲間 ほか)/ 3 大切な本たち(しみじみと読める小説三冊/ この雑誌が、おもしろい ほか)/ 4 絵画あれこれ(二十世紀の芸術/ 十四歳のピカソ―「ミサ答えの少年」 ほか)/ 5 短歌の部屋(短歌の中のダイアローグ/ 返信―『チョコレート革命』のこと ほか)

【著者紹介】
俵万智 : 1962(昭和37)年、大阪府生まれ。1985年、早稲田大学第一文学部卒業。86年、「八月の朝」で第32回角川短歌賞受賞。87年、歌集『サラダ記念日』を刊行し、同書で第32回現代歌人協会賞を受賞。以後、エッセイ、評論、紀行など幅広い執筆活動を行ない、97年より読売歌壇の選者を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヴェネツィア さん

    俵万智さんの第3エッセイ集。彼女の30代後半の時期にあたる。前半のエッセイは、折々に詠まれた歌をスパイスに、しかも俵万智さんの感性の豊かさも感じられて楽しく読める。ただ、後半は色々な媒体に書かれた、本の紹介や劇評など、やや寄せ集めの感はまぬがれない。東京に住むことの最大の幸福が、毎日いろんなところで新作(もしくは新演出)の劇に出会えることというのは、まさにその通りだろう。今の動きつつある現代芸術の、まさにその現場に立ち会うことになるのだから。その意味では、東京、ニューヨーク、パリはまことに稀有な街なのだ。

  • masa@レビューお休み中 さん

    どこからでも読める。好きなときに読める。雑誌や新聞、本に書かれたエッセイをひとつにまとめた一冊。俵さんの文章というのは、熱を含んでいても、どこか淡々とした印象がある。だからなのか、短歌と並べてみると、歌が一層引き立つ。比較の妙であろうか。一番好きなのは「弟の結婚」。弟さんが入籍されたこと、デートをしたこと、式を挙げたことが短い文章に詰まっています。その文章の合間に短歌があるのですが、絶妙な加減で挿入されてることで、更に情感が増すのです。俵万智さんの短歌いいですね。年を経てわかる味わいなのかもしれないなぁ。

  • 双海(ふたみ) さん

    万智さんって相変わらず可愛らしい文章だなぁと。北杜夫さんとご近所だったなんて羨ましいですね。そうえいば共著に『竹取物語・伊勢物語』(21世紀版少年少女古典文学館)がありますね。

  • 双海(ふたみ) さん

    約7年ぶりに再読。著者30代の頃のエッセイ。また新しいエッセイ集を出してくれないかな。短歌とはまた違った切り口から著者のひととなりを知ることができます。面白い。

  • ikedama99 さん

    読んでいて楽しくなる本。ゆっくり読めました。本のヒントももらいました。

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人物・団体紹介

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俵万智

1962年、大阪府生まれ。85年、早稲田大学第一文学部卒業。86年、「八月の朝」50首で第32回角川短歌賞を受賞。87年、第1歌集『サラダ記念日』を刊行、翌年同歌集で第32回現代歌人協会賞を受賞。96年より読売歌壇選者を務める。歌集に『かぜのてのひら』『チョコレート革命』『プーさんの鼻』(第11回若

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