牧水の恋

俵万智

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163908885
ISBN 10 : 4163908889
フォーマット
出版社
発行年月
2018年08月
日本
追加情報
:
290p;20

内容詳細

旅と酒の歌人・若山牧水は、恋の歌人でもあった。若き日々をささげた恋人の持つ秘密とは。恋の絶頂から疑惑、別れまでの秀歌を味わいつくすスリリングな評伝文学。

目次 : 幾山河越え去り行かば/ 白鳥は哀しからずや/ いざ唇を君/ 牧水と私/ 疑ひの蛇/ わが妻はつひにうるはし/ わかれては十日ありえず/ 私はあなたに恋したい/ 酒飲まば女いだかば/ 眼のなき魚〔ほか〕

【著者紹介】
俵万智 : 1962年、大阪府生まれ。早稲田大学第一文学部卒。87年刊行の歌集『サラダ記念日』で翌年、第32回現代歌人協会賞を受賞。以降、幅広い執筆活動を行い、96年より読売歌壇の選者を務める。2004年、『愛する源氏物語』で第14回紫式部文学賞、06年、『プーさんの鼻』で第11回若山牧水賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 旅するランナー さん

    若山牧水の実らぬ恋をたどりながら、短歌の背景説明・解説を、俵万智さんが懇切丁寧にやってくれる。出会って寂しく、互いの距離が近くなって悲しく、すれ違って苦しい恋。切ないねえ。日記のごとく詠まれた短歌が赤裸々で、残された手紙には赤面しちゃう。かなりの牧水信奉者でなければ、付いていけないなぁ…

  • torami さん

    歌人若山牧水の大恋愛の顛末を辿る評伝。 「山を見よ山に日は照る海を見よ海に日は照るいざ唇を君」と高らかに歌った牧水の恋は次第に行き詰っていく。 胸に迫るのはやはり恋の絶頂ではなく終わりであるのは皮肉なもので、うまくいかない恋人との仲を酒や別の恋で紛らわそうとする様子が印象的だった。 「君がいふ恋のこころとわがおもふ恋のさかひの一すぢの河」、「恋といふうるはしき名にみづからを欺くことにややつかれ来ぬ」。 早世した彼の生涯を思うと、この苦悩に満ちた恋がもう少し実りあるものであって欲しかったと思う。

  • trazom さん

    一流の歌人は、これほどまでに全身全霊をかけて自分の心を歌に託すものであり、そして、それを、現代の一流の歌人が読めば、これほど見事にその心が解読できるのかを知らされて、深い感慨の中にいる。高校生の時に牧水に出会い、その後、若山牧水賞を受賞することになる俵万智さんが、牧水の恋の遍歴の史実を参照しながら、牧水の歌の「歌意」を露わにしてゆく。その行為に付き合うのが、楽しくて仕方なかった。正に、俵万智さんでなければ書けなかった作品である。その俵さんの人生に、牧水が色濃く投影されている影に気付き、時々、ハッとする。

  • ちゃっぴー さん

    残された資料をもとに牧水の恋と短歌を読み解いていく。万智さんの解釈がわかりやすくて面白い。若き日に落ちた実らぬ恋。その失恋の痛みで迎え酒方式に女に溺れ、酒に溺れる。実らぬ理由がドロドロだったからなのか、それ程惚れてしまったのか。生涯牧水の心の中にすんでいた小枝子。「幾山河越え去りいかば寂しさの 終てなむ国ぞ今日も旅ゆく」やりばのない寂しさが静かに心に染み入る。牧水の恋はいつ終わるのだろうか。

  • ぐっちー さん

    牧水の美しく寂しさに満ちた歌が生まれた道程をたどり、その歌の背景と共に作品を束ね直す。牧水の恋愛を読み解きながら、歌を解説してもらって味わう。時に俵万智さんが牧水から受けた影響についても語っておられ、とても贅沢な本でした。時々入る俵さんのツッコミも面白かった。とはいえ、明治の偉大な歌人の一人。詠まれた言葉は刺さります。恋はいつ始まるのか、そしていつ終わるのか。果てない苦悩の時間が傑作を生むのだとしたら何と因果な、と思ってしまう。牧水の歌集と今度は自分一人で向き合ってみたい。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

俵万智

1962年、大阪府生まれ。早稲田大学第一文学部卒。87年刊行の歌集『サラダ記念日』で翌年、第32回現代歌人協会賞を受賞。以降、幅広い執筆活動を行い、96年より読売歌壇の選者を務める。2004年、『愛する源氏物語』で第14回紫式部文学賞、06年、『プーさんの鼻』で第11回若山牧水賞を受賞(本データはこ

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品