ぼくの鳥あげる

佐野洋子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784864881609
ISBN 10 : 486488160X
フォーマット
出版社
発行年月
2019年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
広瀬弦 ,  
追加情報
:
85p;20

内容詳細

1枚の美しい切手をめぐり、すれちがい、めぐりあう人間模様。ささやかでいとおしい一度きりの旅を、だれもが懸命に生きている。『100万回生きたねこ』の佐野洋子が贈る奇跡のラブストーリー。幻の名作、待望の新装復刊。大切な人へのプレゼントにも!

【著者紹介】
佐野洋子 : 1938年、北京に生まれる。武蔵野美術大学デザイン科卒。1967年、ベルリン造形大学においてリトグラフを学ぶ。主な作品に『100万回生きたねこ』、『わたしのぼうし』(講談社出版文化賞絵本賞)などの絵本や、童話『わたしが妹だったとき』(新美南吉児童文学賞)、『神も仏もありませぬ』(小林秀雄賞)などのエッセイも多数。2003年紫綬褒章受章。2010年、72歳永眠

広瀬弦 : 1968年、東京に生まれる。絵本・挿絵などで個性豊かな作品を発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ぶんこ さん

    表紙の絵、なんとなく「星の王子様」を思い出す。産まれてきた赤ちゃんの額に付いていた鳥の絵の切手。あまりの美しさに医師はポケットに入れてしまう。その医師から色々な人の手に渡っていった切手。戦場で出会った敵兵から貰ったのは大工さんでした。大工さんは妻へ、妻から娘へと渡った切手。大工さんも妻も良い人なのに、娘は意地悪なのが不思議でした。意地悪な娘が出会った鳥の絵を描く貧しい絵描き。一つの物がまわりまわって・・・。不思議で優しい物語。

  • なつ さん

    皆さん書かれていますが装丁が本当に素敵素晴らしい。七色の虹の羽、大きな翼を背に携えた女の子。向日葵色のワンピース、三つ編みにした長い髪、優しく微笑む彼女は地面(雲?)を爪先で軽く蹴り、ふわり、浮かぶように歩く。そんな装丁に心奪われ図書館で借りました。1枚の不思議な切手が様々な人の手に渡り、最後は出逢うべき2人が巡り合う。そう、あの『糸』のように。最初の出逢い方は最悪だったけど、でもそれも偶然ではなく必然。人は出逢う人で変わる。自分に向けられたたった一言で変わることができる。『僕の鳥あげる』は魔法のことば。

  • ふわりん さん

    なにより表紙の絵がよく語ってくれている、読み終わって改めてそう思った。素朴だけどとても素敵な絵だ。絵本か童話か、それとも長い詩か、とにかく自然に目が先へ先へとページを進みあっという間に読み終えた。内容はとても短いけど、鳥の切手を通してたくさんの人たちが優しさを繋いで行き。。。印象的な小さな一冊だった。

  • 赤とんぼ さん

    本屋さんでタイトルと美しい色に魅かれて、おもわず手にとった一冊。とても美しい鳥の絵が描かれた、一枚の切手。その切手が、さまざまな人の手を渡る間に いくつもの想いが重なって、不思議と胸に愛情がしみ込んでゆくようだった。大切な人、好きな人に手渡したくなる一冊。

  • コンチャン さん

    「ぼくの鳥をあげる」って言ってくれる人に出会えたことで、読んでるこっちもなんだかほっこりできました。

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人物・団体紹介

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佐野洋子

絵本作家・エッセイスト。1938年中国・北京生まれ。武蔵野美術大学デザイン科卒業。主な作品に『おばけサーカス』(講談社・サンケイ児童出版文化賞推薦)、『わたしのぼうし』(ポプラ社・講談社出版文化賞絵本賞)、『ねえとうさん』(小学館・日本絵本賞/小学館児童出版文化賞)などの絵本や、童話『わたしが妹だっ

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