きみの鳥はうたえる 河出文庫

佐藤泰志

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309410791
ISBN 10 : 4309410790
フォーマット
出版社
発行年月
2011年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,235p

商品説明

世界に押しつぶされないために真摯に生きる若者たちを描く青春小説の名作。
新たな読者の支持によって復活した作家・佐藤泰志の本格的な文壇デビュー作であり、芥川賞の候補となった初期の代表作。

内容詳細

郊外の書店で働く「僕」といっしょに住む静雄、そして佐知子の悲しい痛みにみちた夏の終わり…世界に押しつぶされないために真摯に生きる若者たちを描く青春小説の名作。読者の支持によって復活した作家・佐藤泰志の本格的な文壇デビュー作であり、芥川賞の候補となった初期の代表作。珠玉の名品「草の響き」併録。

【著者紹介】
佐藤泰志 : 1949年、北海道・函館生まれ。國學院大學哲学科卒。高校時代より小説を書き始める。81年、「きみの鳥はうたえる」で芥川賞候補となり、以降三度、同賞候補に。89年、『そこのみにて光輝く』で三島賞候補となる。90年、自ら死を選ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • いたろう さん

    (再読)映画が公開されるということで、映画を観る前に何度めかの再読。函館三部作と言われた佐藤泰志の映画化作品「海炭市叙景」「そこのみにて光り輝く」「オーバーフェンス」で、少なくとも函館を舞台にした佐藤泰志作品の映画化はもうないのかと思っていたので、この作品が舞台を原作の東京から函館に移して映画化されたのは、うれしい限り。キャストの名前を見て、てっきり主人公の役が染谷将太で、静雄が柄本佑だと思ったら逆だった。この配役は全く意外。この映画を起点に新函館○部作とかできたらいいのに。だとしたら、次の作品は・・・。

  • アマニョッキ さん

    佐藤泰志の作品が好きだ。ストーリーや文章がどうこうではなく、それはもう本能で好きな気がする。閉塞的で逃げ場のない若者の姿を描く佐藤泰志の視線はいつも優しい。若い映画監督さんがこぞって撮りたがるのもわかる気がする。こういう作品を彼らの感情を掬いながら上手に映像化できたらさぞかし気持ちいいことだろうと。「きみの鳥はうたえる」というタイトルは佐藤泰志自身の心の叫びにも聞こえて、あなたの作品は今もきちんと読み継がれていますよと教えたくなる。もっともっと佐藤泰志の作品が読みたかった。

  • いたろう さん

    (再読)言わずと知れたビートルズの名曲「And Your Bird Can Sing」。ジョン・レノンが生きていれば50歳の誕生日に自死(発見は翌日)した佐藤泰志が紡いだ珠玉の物語――。その歌詞And your bird can sing.But you don't get me.に周囲から理解してもらえない作者の苛立ちを読み取るのは穿ち過ぎか。同年代の村上春樹と比較される佐藤泰志だが、村上春樹の小説の主人公はインテリで安全なところから物事を俯瞰しているのに対して、佐藤泰志の小説の人物は社会の底辺にいる。

  • naoudo さん

    嫉妬、裏切り。夏目漱石の「こころ」を想う。「きみの鳥はうたえる」「あんたは友達をかばう気がないようだね」「人殺しをかばうわけにはいかないでしょう」「草の響き」自律神経失調症の青年がランニングをする。走りながら、どんどん悪くなっていて狂人に向かって突き進んでいるような気のする時がある、と彼はいった。「いいじゃないか、もう」「そうなんだ。もし僕が時々、思ったり感じたりするように完全におかしくなって、病室に閉じ込められても後悔しないよ」それも僕の生命のひとつの軌跡には違いないのだから、と考えながら彼はいった。

  • さくらうさぎ さん

    佐藤泰志の作品を読むとき、私たちは自由なんだろうかと思う。よしんば自由であったとして、それは幸せなのかと思う。仮に幸せでなかったとして、それは意味のないことなのかと思う。 生きていく中で人はいくつもの選択をしている。選ばないというのも選択だし、誰かの選択の結果が影響したりもする。そうして数多を重ねていくうちに形成される(目に見えるあるいは見えない)境界への憧憬を、彼は見つめる。というより手放せなかったのだろう。canとdoはこんなにも近くて、遠く、きらめきはいつも刹那で、永遠だ。 今こそ読まれるべき作品。

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