CD

佐藤勝音楽祭 松井慶太&オーケストラ・トリプティーク

佐藤勝

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
3SCD0048
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明


ゴジラ・シリーズ、黒澤、喜八、日本映画を音楽で支えた作曲家
佐藤 勝のダイナミックで痛快なサウンドが甦る!


ゴジラ・シリーズ、黒澤 明映画、岡本喜八映画、山田洋次映画など、数々の映画を彩る音楽はその多くが佐藤勝の作曲でした。偉大な仕事にあらたな生命を! 意義ある仕事を後世に残していこう! と行われた音楽祭が待望のCD化。
 失われたスコア(楽譜)を復元して再演奏、ステレオ録音の快挙! 来場した樋口真嗣監督が「メロディーが刺さり音圧に感情をぐわんぐわん揺さぶられます」「ブラスファンクな金管の唸り、野蛮なリズムセクションのビート感。文字通り血液が沸騰して体温と血圧が上昇します」と絶賛した名演を収録した決定版!
 ゴジラ「ミヤラビの祈り」で沖縄のメロディーを取り入れた佐藤 勝の美しくおおらかな音楽性にも注目です!(販売元情報)(写真 販売元提供)

【収録情報】
山田洋次監督作品

● 『幸福の黄色いハンカチ』(1977)〜はためく黄色いハンカチ [M-17]

● 岡本喜八監督作品による3つの映画音楽
 『独立愚連隊』(1959)〜独立愚連隊マーチ
 『肉弾』(1968)
 『吶喊』(1975)

● 黒澤 明監督作品による3つの映画音楽
 映画『隠し砦の三悪人』(1958)
 映画『用心棒』(1961)M1、M28、 M46 M47
 映画『赤ひげ』(1965)M1 、M7、M19、M24、M26

● ゴジラシリーズ
 『ゴジラの逆襲』(1955)メインタイトル

 『ゴジラの息子』組曲(1967)
  オープニング(M1)
  メインタイトル(M2)
  実験準備(M8)
  大カマキリ(M6)
  カマキラス(M12)
  ゴジラ対クモンガ(M32)
  エンディング(M34T3)

 『ゴジラ対メカゴジラ』(1974)
  オープニング(M1)
  メインタイトル(M2)
  黒雲の山(M6)
  メカゴジラ出現(M11)
  ゴジラ対アンギラス(M9)
  ゴジラ対ゴジラ(M10)
  シーコーラル(M16)
  西から昇る太陽(M23)
  ミヤラビの祈り(M26)
  三大怪獣・沖縄決戦!2(M30)
  エンディング(M32T2)

(アンコール)
● ゴジラ対メカゴジラより
● 赤ひげより


 オーケストラ・トリプティーク
 松井慶太(指揮)

 録音時期:2017年7月30日
 録音場所:東京、渋谷区総合文化センター大和田さくらホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

 録音・編集:上埜嘉雄
 企画:スリーシェルズ
 解説:小林 淳
 協力:佐藤家、喜八プロ、東宝ミュージック、岩瀬政雄、瀬戸伸雄、佐々木 淳

【佐藤 勝(さとう まさる)[1928-1999]】
北海道留萌市生まれ。生家の近くに映画館があったことから、また母親が映画好きだったことから幼少時より映画に親しんだ。とりわけ映画から流れてくる音楽に心を惹かれた。1951(昭和26)年3月、音楽で身を立てるために入学した国立音楽学校を卒業する1週間前、映画音楽の仕事に就きたいという想いをどうしても捨てきれずに黒澤 明監督作『羅生門』(1950/大映京都)の音楽ですっかり心酔していた早坂文雄の門を叩く。『羅生門』との出会い。『羅生門』から聞こえてきた早坂文雄の音楽。これが佐藤の人生を決定づけた。
 その後、音楽学校の講師やバンドマンの仕事に従事して生計を立てながら、早坂の助手のような形で師から映画音楽作曲技法を学んでいく。早坂が音楽を手がける溝口健二監督作や黒澤 明監督作、ほかの作品でアシスタント兼協同作業者をつとめる。佐藤は早坂の手伝いをするとともに、師から映画音楽作曲術、映画に音楽を付すにあたっての考え方、映画音楽作曲家としての姿勢、心構えなどを学んでいった。
 1952(昭和27)年、早坂の推薦を受けて新理研プロダクション作品『三太と千代の山』(小田基義監督)で映画音楽デビューを飾った。同作はクレジット上では早坂との共作となっているが、実質、佐藤の単独担当作品だった。以後、師との共作も経験しながら、主に新東宝の小品で腕を磨いていく。
 1953(昭和28)年、小田基義が東宝に復帰した。それにともなって東宝作品『ゴジラの逆襲』(1955)の音楽担当者に抜擢される。滝沢英輔監督作『六人の暗殺者』(1955/日活)とともに、佐藤自ら「映画音楽の入学試験だった」とふりかえる同作の音楽は高評価を獲得し、以後、映画音楽作曲家としてひとり立ちし、大手各映画会社のプログラム・ピクチャーを筆頭に大作から独立映画プロダクションの小品に至るまで、さまざまな分野の映画で健筆をふるっていく。
 1955(昭和30)年、早坂文雄が急逝した。師の逝去を受けて早坂の絶筆作品となった黒澤 明監督作『生きものの記録』(1955/東宝)の音楽をまとめ上げたことが契機となり、1957(昭和32)年の『蜘蛛巣城』(東宝)から黒澤 明とのコンビが築かれる。1965(昭和40)年の『赤ひげ』(黒澤プロダクション、東宝)まで、佐藤は全8本の黒澤映画の音楽を担当した。この一連の仕事で佐藤の名は世界に知れわたった。
 黒澤 明ばかりでなく、そのほか多くの日本映画の巨匠・名匠たちからも全幅の信頼が寄せられた。幾人かの名をあげれば、岡本喜八、沢島 忠、福田 純、山本薩夫、田坂具隆、五社秀雄、森崎 東、佐藤純彌などは常に佐藤音楽を強く欲した。代表作にあげられる作品群も実に多い。これらの監督作ばかりでなく、日本映画の名作、傑作、佳作、秀作、その少なからずの作品が佐藤音楽に彩られたものである。
 佐藤の音楽は変化自在なスタイルで種々様々な映画に寄り添っていった。映画音楽で最も大切なものは音色、音のカラーだ、という信念のもと、佐藤でなければ導けないと思わせる響きとリズムで映画を躍動させた。たとえば、日活活劇映画や岡本喜八の「暗黒街」シリーズ、「独立愚連隊」シリーズ、福田 純の荒唐無稽風娯楽作を彩ったビッグバンド・ジャズ調の鳴りは、佐藤音楽のアグレッシブかつ陽性の特徴を端的に伝えてくる。人間ドラマ映画、文芸映画を包み込んだリリカルな旋律、和声豊かな調べ、活劇映画でとどろく躍動的で観る者の感情を正面から刺激していくサウンド、映画の方向性にかんがみ、剛柔自在な音楽を付した時代劇映画や戦争映画などにおける音楽采配は佐藤の真骨頂だった。
 映画音楽作曲の仕事はおよそ半世紀にわたった。1952年のデビューから2000年代の到来の時代までに組んできた監督は100人近くとなり、担当本数も300作を優に超える(ただし、これは佐藤公認のもの)。文字通り日本映画史を常に書き換えながら歩んできた映画音楽作曲家である。
 黒澤 明の遺稿を映画化した、小泉堯史監督作『雨あがる』(1999/「雨あがる」製作委員会)が遺作となった。1999(平成12)年の暮れ、『雨あがる』の封切りを待たずして、自身の叙勲を祝うパーティー会場で倒れ、不帰の客となった。〜小林 淳〜(販売元情報)

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