司法卿江藤新平 文春文庫

佐木隆三

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167215149
ISBN 10 : 4167215144
フォーマット
出版社
発行年月
1998年04月
日本
追加情報
:
300p;16

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読書メーターレビュー

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  • 誰かのプリン さん

    佐賀の士族反乱を領導した国賊として処刑・梟首されるまでの経緯を小説にした一冊だと思いきや、なんとそれは前半だけで、残りは京都府庁と京都司法裁判所の職掌争いによる裁判についての内容でした。少し、いや大分がっかりしましたが読みがいはありました。 でも 途中お腹一杯になりましたが!

  • 雛子 さん

    江藤新平の足跡を描いていくのかと思って読み始めたら、京都の豪商である小野組からの訴えに端を発する司法省管轄の京都裁判所VS京都府という感じで話が進んでいった。テーマが見えてくるまで正直とまどったけど、作者の描きたいことが見えてきてからは面白くなってきた。司法と行政が対立なんて、よくよく考えると怖いことだな、と。そして、相変わらずちらちら登場する大久保さんの描かれ方はかなり冷徹。参考文献、読みたいものがいくつか。

  • 木賊 さん

    明治初期、初代司法卿江藤新平が佐賀の乱の首謀者として処刑された。その結末に至る背景には、「小野組転籍拒否事件」という未熟な明治政府の泥沼の政争があった。この小説は、「小野組転籍拒否事件」の裁判の経緯、そこに渦巻く数々の思惑、当時の司法のありようを詳細に描き出している。非常に難しかった。

  • Ryu さん

    文は難しそうでしたが、ゆっくり読めば理解でき、次が・真相が気になって、一気に読めてしまいました。 最期が初めに描かれており、どういうことかと動揺しました。この本の内容は、江藤新平の経緯が描かれているものではなく、小野組転籍拒否事件から始まり様々な事件と絡んでいたり関わってきたりする、司法と行政の権限争いでした。それが江藤新平とどう関わっていくのか…。衝撃の真実に、言葉もありませんでした。今までの見識を、大いに覆されました。巷に出ている江藤新平の経緯を見られてから読むと、面白く読めるかと思います!

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人物・団体紹介

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佐木隆三

1937年(昭和12年)4月15日‐2015(平成27年)10月31日、享年78。朝鮮・咸鏡北道(現在は朝鮮民主主義人民共和国)生まれ。本名・小先良三(こさき リょうぞう)。1975年『復讐するは我にあり』で第74回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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