中国と東部ユーラシアの歴史 放送大学教材

佐川英治

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784595321894
ISBN 10 : 4595321899
フォーマット
発行年月
2020年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
300p;21

内容詳細

目次 : 中国史の見方/ 中国王朝の誕生/ 秦漢帝国と漢人の形成/ 中華の拡散と多元化/ 隋唐帝国と東部ユーラシア/ 東部ユーラシアの変動と再編/ モンゴル時代の大統合/ 明と内陸世界・海域世界/ 「清の平和」と東部ユーラシア/ 近代への変容と動乱〔ほか〕

【著者紹介】
佐川英治 : 1967年岡山県に生まれる。1989年岡山大学文学部卒業。2001年大阪市立大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。現在、東京大学大学院人文社会系研究科教授。専攻、中国古代史・現代東アジア史

杉山清彦 : 1972年香川県に生まれる。1995年大阪大学文学部卒業。2000年大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。現在、東京大学大学院総合文化研究科・教養学部准教授。専攻、大清帝国史・中央ユーラシア史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 夜間飛行 さん

    秦・漢から五胡十六国の乱立を経て隋・唐による再統一。その政体は日本・突厥・ウイグル・吐蕃・南詔・新羅・渤海の中央集権化を促した。唐が弱体化すると再び小国が並立したが、必ずしも正統王朝が最強ではなく、北宋は西夏に貢納し、南宋は金に臣礼を取るという多国家共存状態を迎える。これは唐の政治文化が遊牧民にも継承された安定の結果であり、日本を初め各国に固有の文字が生まれ、東部ユーラシア全域が国風文化に覆われた。やがてそこに元が現れ大帝国を築くが、明はその大流通網を断ち14世紀の世界的飢饉・略奪からの隔離政策を採った。

  • 植田 和昭 さん

     放送大学で勉強しているのですが、講義は2回観ました。中国の歴史すごいなあ。夏王朝から現代中国までを幅広く解説しています。中国は、香港しか行ったことがありませんん。定年後は、中国の歴史を訪ねる旅をしてみたいので500円貯金しています。15万ぐらいたまったのですが、このコロナ禍では当分行けそうもありません。兵馬俑とか万里の長城・西安などを観てみたいです。ただ最近の中国の膨張主義は、頂けないなあ。いつかアメリカと再び戦争することに(経済戦争はすでに始まっている)なるんじゃないかなあ。中国4000年の歴史。

  • さとうしん さん

    通常は隋唐時代の国際関係について用いられる「東部ユーラシア」概念を全時代的に押し出しているが、実際の所は魏晋南北朝までは「多元的」「多元化」、近現代は「中華民族」をキーワードとしている。「中国と東部ユーラシア」というよりは「中国と中華民族の歴史」といった方が中身としては近いような気もする。

  • ドットジェピー さん

    面白かったです

  • イワトビペンギン さん

    中国人の領域意識は、「大清帝国の最大版図を(極力)継承するものが中国」という感じである。しかし、内モンゴルのモンゴル人、チベット人、新疆のウイグル人から見れば、「自分たちは大清皇帝を頂いた記憶はあるが、漢人の下に入った覚えはない」というのが本音のところ。視点によって見え方が変わるという好例だと思った。

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