基本情報
ISBN 10 : 4583114273
内容詳細
20世紀初頭のアメリカでは、スペイン風邪の世界的流行(パンデミック)と第一次世界大戦が相まって、大リーグのどのチームも選手不足に悩まされていた。「投手力こそが戦いの基盤」と考えるレッドソックスのエド・バーロー監督は、だからこそ、途轍もない打棒を振るうベーブ・ルースという若者を打者には転向させず、マウンドに上げ続けることにこだわった。これが、本格的な二刀流起用の原点である。100年の時を経て、大谷が真の二刀流を体現した今、我々は改めてベーブ・ルースという選手について学ぶべきだ。
目次 : 二刀流への道/ ボルティモアから/ 1914年のキャンプから/ 打撃に専念したいが…/ 1918年 二刀流での成功/ 戦争と二度目のパンデミック/ 動乱の時代に向かって/ 「ブラックソックス・スキャンダル」/ ヒーローの交代 タイ・カッブとベーブ/ ベーブ、ヤンキースへ売られる/ コミッショナーとの確執、少年たちへの思い/ ベーブの影響の大きさ/ 遠征に、巡業に/ すべてはパンデミックから
【著者紹介】
佐山和夫 : 1936年8月18日生まれ、和歌山県出身。慶應義塾大学文学部英米文学科を卒業してから、会社員、和歌山県立田辺高等学校の英語教師などを経て、「田辺イングリッシュアカデミー」を開校。後に作家となった。綿密な取材に基づく重厚な筆致で、第3回潮ノンフィクション賞、第4回ミズノスポーツライター賞などを受賞。アメリカ野球学会(SABR)、スポーツ文学会(SLA)に所属し、ベーブ・ルース学会でジョセフ・アストマン賞、アメリカ野球学会のトウィード・ウエッブ賞、ロバート・ピーターソン賞にも輝いた。日本高等学校野球連盟と阪神甲子園球場歴史館の顧問でもある。2021年1月14日、野球殿堂表彰者の特別表彰部門で殿堂入りした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ユーザーレビュー
読書メーターレビュー
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
スプリント さん
読了日:2021/12/22
さちこ さん
読了日:2021/11/29
森田健作 さん
読了日:2022/02/23
(外部サイト)に移動します
人物・団体紹介
佐山和夫
1936年8月18日生まれ、和歌山県出身。慶應義塾大学文学部英米文学科を卒業してから、会社員、和歌山県立田辺高等学校の英語教師などを経て、「田辺イングリッシュアカデミー」を開校。後に作家となった。綿密な取材に基づく重厚な筆致で、第3回潮ノンフィクション賞、第4回ミズノスポーツライター賞などを受賞。ア
実用・ホビー に関連する商品情報
おすすめの商品
商品情報の修正
ログインのうえ、お気づきの点を入力フォームにご記入頂けますと幸いです。確認のうえ情報修正いたします。
このページの商品情報に・・・