それはパンデミックから始まった ベーブの二刀流、ホームラン熱、アメリカンドリーム

佐山和夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784583114279
ISBN 10 : 4583114273
フォーマット
発行年月
2021年11月
日本
追加情報
:
271p;21

内容詳細

20世紀初頭のアメリカでは、スペイン風邪の世界的流行(パンデミック)と第一次世界大戦が相まって、大リーグのどのチームも選手不足に悩まされていた。「投手力こそが戦いの基盤」と考えるレッドソックスのエド・バーロー監督は、だからこそ、途轍もない打棒を振るうベーブ・ルースという若者を打者には転向させず、マウンドに上げ続けることにこだわった。これが、本格的な二刀流起用の原点である。100年の時を経て、大谷が真の二刀流を体現した今、我々は改めてベーブ・ルースという選手について学ぶべきだ。

目次 : 二刀流への道/ ボルティモアから/ 1914年のキャンプから/ 打撃に専念したいが…/ 1918年 二刀流での成功/ 戦争と二度目のパンデミック/ 動乱の時代に向かって/ 「ブラックソックス・スキャンダル」/ ヒーローの交代 タイ・カッブとベーブ/ ベーブ、ヤンキースへ売られる/ コミッショナーとの確執、少年たちへの思い/ ベーブの影響の大きさ/ 遠征に、巡業に/ すべてはパンデミックから

【著者紹介】
佐山和夫 : 1936年8月18日生まれ、和歌山県出身。慶應義塾大学文学部英米文学科を卒業してから、会社員、和歌山県立田辺高等学校の英語教師などを経て、「田辺イングリッシュアカデミー」を開校。後に作家となった。綿密な取材に基づく重厚な筆致で、第3回潮ノンフィクション賞、第4回ミズノスポーツライター賞などを受賞。アメリカ野球学会(SABR)、スポーツ文学会(SLA)に所属し、ベーブ・ルース学会でジョセフ・アストマン賞、アメリカ野球学会のトウィード・ウエッブ賞、ロバート・ピーターソン賞にも輝いた。日本高等学校野球連盟と阪神甲子園球場歴史館の顧問でもある。2021年1月14日、野球殿堂表彰者の特別表彰部門で殿堂入りした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • スプリント さん

    大谷翔平の活躍に触発されてベーブルースの関連本を手に取りました。 現代のベーブルースが大谷ではなく、 大谷翔平という野球選手が登場したのだということを改めて実感。

  • さちこ さん

    大谷翔平が目指した二刀流野球。それは百年前に活躍した、ベーブ・ルース。彼の生涯。今はコロナだが、彼はスペイン風邪に2度罹り復活。2度の戦争の中で野球を体験。その情熱はすばらしかったが!私生活では大酒飲み、女遊びとアメリカ大統領より高い給料が飛んでいった。公式ゲーム以外は数人の仲間と地方チームと試合を楽しむ野球狂。現地、日本人チームともして、来日。野球チームをつくるきっかけとなった。ホームランバッターとして、国民を楽しませた、アメリカンDREAM。

  • 森田健作 さん

    流し読み。ベーブルース加入前はヤンキースも新興球団だったのだな。

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佐山和夫

1936年8月18日生まれ、和歌山県出身。慶應義塾大学文学部英米文学科を卒業してから、会社員、和歌山県立田辺高等学校の英語教師などを経て、「田辺イングリッシュアカデミー」を開校。後に作家となった。綿密な取材に基づく重厚な筆致で、第3回潮ノンフィクション賞、第4回ミズノスポーツライター賞などを受賞。ア

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