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ネバーランドの向こう側

佐原ひかり

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569859408
ISBN 10 : 4569859402
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
June/2025
Japan

Content Description

両親を亡くした30歳・実家暮らしの実日子。世間知らずで家事はできなくてもずっと“いい子”でいたのに生きていくのは大変で‥‥?

【著者紹介】
佐原ひかり : 1992年兵庫県生まれ。大阪大学文学部卒業。2017年「ままならないきみに」で第190回コバルト短編小説新人賞受賞。2019年「きみのゆくえに愛を手を」で第2回氷室冴子青春文学賞大賞を受賞し、2021年に同作を改題、加筆した『ブラザーズ・ブラジャー』で本格デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    佐原 ひかり、初読です。本書は、過保護に育てられたアラサー女子の自立一人暮らし冒険譚の佳作でした。 果たして、ネバーランドの向こう側には、何があるのでしょうか❓ https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-85940-8

  • おしゃべりメガネ

    中盤までがちょっとしんどい内容でしたが、後半はそれまでの展開がまるでなかったかのようなスカッとするお話でした。早くに両親を亡くし、ちょっと個性的な叔母と暮らす「実日子」は30歳になります。そんな彼女が地味な自分を変えようと、まずは住んでるトコから変えていきます。そこで出会った「新田さん」と「サイトー君」と知らず知らず仲良しになっていきます。「実日子」もあれやこれやと髪型など少しずつ自分を変えていき、これまでになかった自分のキャラを見直していきます。お見合い相手の「椎名さん」とのやりとりが何気に痛快でした。

  • ゆみねこ

    30歳の実日子は大好きな両親と実家暮らし。しかし両親が突然交通事故で亡くなり、母方の叔母が実家に転がりこんでくる。箱入り娘で家事が出来ず世間知らずの実日子は合理主義の叔母と波長が合わず思い切って一人暮らしを決意する。メゾン・ド・ミドリで出会ったサイトーくんや新田さん、ゲーセンで友達になった郁ちゃん、お見合い相手の椎名さん、色々な人との交流で実日子は少しずつ強くなる。そして実日子が決めたこと、最後はちょっとスッキリ。ゆるい成長ものかな?面白かった。

  • 花ママ

    両親から余りあるほどの愛情を受け、何不自由なく暮らしていた実日子だったが、交通事故で両親を失い、母方の叔母と同居する羽目になる。今まで全てを親任せにしていた実日子とバツイチで合理主義のおばさんがうまくいくはずがない。30歳にして一人暮らしを決意する。大人になりきれていない自分自身を自覚することから始まり、周りの人たちに助けられながら、少しずつ強くたくましく成長していく姿を、隣のオバちゃん目線で楽しんだ。実日子みたいな子がいたら面倒だとおもう反面、やはりお世話したくなるのかもしれない。

  • えんちゃん

    突然両親を亡くした女性の「ひとりで生きられるもん」物語。ちょっと瀬尾さんぽい良い人だらけでほっこりする。冒頭ではあまりの幼さに中学生かと思ったら30歳で仰天。ええとそれって箱入り娘ではなくてただの無知な大人ですよ。ほんとに何にも出来なかった子供部屋おばさん・実日子が、叔母やお見合い相手や引越し先のご近所さんと関わるうちに自分の足で立っていく姿が頼もしい。楽しかった。

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