基本情報
内容詳細
近頃の江戸では、何者かか貧しい長屋に金を配る「小銭なげこみ事件」が頻発していた。
そんな折、小籐次に名刀を預けにきた謎の青年の正体はいったい?
久慈屋では、高尾山薬王院へお札用の紙を納める旅に小籐次の同行を願う。
息子の駿太郎、道場仲間の少年たち6人も見聞を広めるため高尾山行きに参加することに
なり、総勢24人の一行は高井戸宿、府中宿と進む。しかし久慈屋の紙に隠されたある物を奪おうとする者たちが、少年らの命を狙っていた‐―
旅の楽しさと厳しさ、少年たちの苦難と成長。
高尾山の奥深い景色に溶け込み、「猿の親分」になってしまう小籐次の大活躍!
そして新キャラ「〇小僧」が登場し、ますます盛り上がる最新の上下巻です。
目次
上)
第一章 妙な客
第二章 木彫りの鼠
第三章 見習与力
第四章 壮吾の覚悟
第五章 府中宿徒然
下)
第六章 悲運なりや温情なりや
第七章 菖蒲正宗紛失
第八章 高尾山道の戦い
第九章 琵琶滝水行
第十章 菜の花の郷
【著者紹介】
佐伯泰英 : 1942年、北九州市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒。デビュー作『闘牛』をはじめ、滞在経験を活かしてスペインをテーマにした作品を発表。99年、時代小説に転向。「密命」シリーズを皮切りに次々と作品を発表して高い評価を受け、“文庫書き下ろし時代小説”という新たなジャンルを確立する。著書多数。2018年、菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ユーザーレビュー
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いつでも母さん さん
読了日:2020/07/11
やま さん
読了日:2020/08/20
KAZOO さん
読了日:2020/11/28
とし さん
読了日:2020/08/04
TakaUP48 さん
読了日:2021/09/16
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人物・団体紹介
佐伯泰英
1942年北九州市生まれ。闘牛カメラマンとして海外で活躍後、主にノンフィクション作品を発表する。’99年初の時代小説「密命」シリーズを手始めに、次々と時代小説を発表。各シリーズで幅広い読者層から支持を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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