鼠異聞 上 新・酔いどれ小籐次 十七 文春文庫

佐伯泰英

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167915209
ISBN 10 : 4167915200
フォーマット
出版社
発行年月
2020年07月
日本
追加情報
:
340p;16

内容詳細

近頃の江戸では、何者かか貧しい長屋に金を配る「小銭なげこみ事件」が頻発していた。
そんな折、小籐次に名刀を預けにきた謎の青年の正体はいったい?

久慈屋では、高尾山薬王院へお札用の紙を納める旅に小籐次の同行を願う。
息子の駿太郎、道場仲間の少年たち6人も見聞を広めるため高尾山行きに参加することに
なり、総勢24人の一行は高井戸宿、府中宿と進む。しかし久慈屋の紙に隠されたある物を奪おうとする者たちが、少年らの命を狙っていた‐―

旅の楽しさと厳しさ、少年たちの苦難と成長。
高尾山の奥深い景色に溶け込み、「猿の親分」になってしまう小籐次の大活躍!

そして新キャラ「〇小僧」が登場し、ますます盛り上がる最新の上下巻です。

目次
上)
第一章 妙な客
第二章 木彫りの鼠
第三章 見習与力
第四章 壮吾の覚悟
第五章 府中宿徒然


下)
第六章 悲運なりや温情なりや
第七章 菖蒲正宗紛失
第八章 高尾山道の戦い
第九章 琵琶滝水行
第十章 菜の花の郷

【著者紹介】
佐伯泰英 : 1942年、北九州市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒。デビュー作『闘牛』をはじめ、滞在経験を活かしてスペインをテーマにした作品を発表。99年、時代小説に転向。「密命」シリーズを皮切りに次々と作品を発表して高い評価を受け、“文庫書き下ろし時代小説”という新たなジャンルを確立する。著書多数。2018年、菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • いつでも母さん さん

    シリーズ最新刊は上下巻。スケールが小さくなったなぁと感じているが、これはこれで好きだ。今回は子次郎と言う青年に依頼された懐剣・菖蒲正宗の件、と駿太郎や道場仲間と久慈屋に伴して高尾山薬王院に同行する話。駿太郎が出来過ぎ良い息子過ぎだ〜(笑)

  • やま さん

    酔いどれ小籐次36作目「新・酔いどれ小籐次」(第二期)17作目 2020.07発行。字の大きさは…大。来島水軍流の剣の達人・赤目小籐次と、息子・駿太郎の成長物語です。此度は、小籐次と駿太郎は、久慈屋の御用で高尾山薬王院へ紙を届けに向かいます。その旅に、桃井道場の年少組が加わり、騒動を起こしながら高尾山に向かって府中宿を立ちます。望外川荘の小藤次一家が楽しく、おりょうが生き生きしています。13才とは思えない駿太郎の活躍と、落ち着いた考え方に驚かされます。この物語は、期待にたがわぬ良さが有ります。いざ下巻へ。

  • KAZOO さん

    このシリーズも新になって17冊も出されていたのですね。今回はいつもの紙問屋が高尾山に届けるものがありその付き添いとして主人公やその息子やその剣道仲間たちが同行します。物語として面白くするために事件が府中などで起こったりします。また主人公が見知らぬ人物から頼まれた懐剣を高尾山で研ぐためにもっていきます。いわくありそうな話で次に続きます。

  • とし さん

    新・酔いどれ小籐次「鼠異聞 上」17巻。旅は人を育ててくれますね、駿太郎の道場仲間の少年も少しは成長したようです。駿太郎は別格ですね、酔いどれ小籐次が少し霞んだようですね。

  • TakaUP48 さん

    久慈屋の店先の研ぎ場に鼠小紋の着流しが立っていた。子次郎と名乗り、小籐次に菖蒲造の短刀の研ぎを依頼してきた。高尾山薬王院有喜寺から大量の紙の注文を受けた久慈屋は、八代目昌右衛門と国三、後見人に小籐次、さらに駿太郎と足手まといの道場仲間5人と見習与力・岩代壮吾が同行した。八丁堀を放逐された木津留吉と7人の賊が、府中宿内に泊まった第八車の大金を嗅ぎ取り、押込強盗を。寝ずの番の駿太郎・壮吾・国三がそれに対応、壮吾は留吉と賊頭を初めて真剣で始末する。様々な体験で大人になっていく5人を連れて、一行は横山宿を目指す。

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人物・団体紹介

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佐伯泰英

1942年北九州市生まれ。闘牛カメラマンとして海外で活躍後、主にノンフィクション作品を発表する。’99年初の時代小説「密命」シリーズを手始めに、次々と時代小説を発表。各シリーズで幅広い読者層から支持を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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