雪見酒 新・酔いどれ小籐次 21 文春文庫

佐伯泰英

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167917753
ISBN 10 : 4167917750
フォーマット
出版社
発行年月
2021年11月
日本
追加情報
:
343p;16

内容詳細

日課の研ぎ仕事に精を出す小籐次親子の前に現れた貧相な浪人。駿太郎の大切な刀・孫六兼元を奪おうとして番屋にしょっ引かれたが、なんと仲間を殺して逃亡した。残された刀は、あの井上真改なのか―名刀を巡る真相と浪人の正体を追う一方で、立派に成長した息子の元服に頭を悩ませる小籐次。誰に烏帽子親を頼むべきか。

【著者紹介】
佐伯泰英 : 1942年、北九州市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒。デビュー作『闘牛』をはじめ、滞在経験を活かしてスペインをテーマにした作品を発表。99年、時代小説に転向。「密命」シリーズを皮切りに次々と作品を発表して高い評価を受け、“文庫書き下ろし時代小説”という新たなジャンルを確立する。2018年、菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • いつでも母さん さん

    目出度く駿太郎が元服。なんだか私も感無量。なのに最後に一抹の不安が・・小籐次の旧藩主・久留島通嘉の言葉だ「予の命である。断りはできぬ」なんですと〜この尊大な物言いはどうなの?小籐次は又しても厄介事に巻揉まれる嫌な予感。駿太郎平次を奉公させるなんて事になりませんように切に願う次第。

  • やま さん

    酔いどれ小籐次こと来島水軍流の達人・赤目小籐次と、小籐次を襲った刺客・須藤平八郎から託された一子・駿太郎の活躍の物語です。この正月で14才になった駿太郎が前髪を切り元服する事となりました。体は、大人の躰をし、知恵も才覚も大人に負けないものを持っています。これまで幾多の沙羅場をくぐりぬけ培ってきた胆力は、なみの大人をしのぐものがあり。剣は、養父・小籐次の薫陶を受け来島水軍流の遣い手となり。烏帽子親には、小籐次の妻・おりょうの父で御歌学者・北村瞬藍に依頼して執り行われます。🌿続く→

  • KAZOO さん

    このシリーズもいよいよ息子の時代になってきたのでしょう。息子の持っている刀をめぐって事件が起きます。その悪い相手を息子が片をつけます。またその息子の元服ということで誰を烏帽子親にするか悩みます。いよいよ小籐次ではなく息子が主人公となっていくのでしょう。居眠り磐音と同じような展開ですね。

  • TakaUP48 さん

    暮れも押し迫った久慈屋の店先で研ぎをしていた赤目親子から、孫六兼元を奪おうとした浪人相良某は、番所で仲間を殺して逃走。例年にない大雪に見舞われた大江戸。久慈屋を襲った浪人の相良某は、駿太郎に斬られる。相良某の持っていた刀・井上真改は、大名屋敷から盗んだものらしい。二口の真改は小藤次の働きで元の鞘へ。「子が育ち いろり端にて 雪見酒」。珍しい雪の江戸を、蛙丸に親子で乗って見て回る。駿太郎は、祖父・舜藍が烏帽子親となり元服を迎える。名は、駿太郎平次(ひらつぐ)に。大雪被害の北海道で、大雪の話を読む巡り合わせ。

  • 本詠み人 さん

    新酔いどれ小藤次21弾。駿太郎の大切な刀・孫六兼元を狙う浪人との一戦、もう一つの名刀・井上真改を巡る刀剣商との一戦。あの赤子だった駿太郎が立派になって…少々、出来すぎ感も否めないが、とにかく優しく強い少年に育ちました(←母目線🤭)駿太郎、元服…感無量です。今作はハッキリと「世代交代」を印象づけた、駿太郎大活躍の巻でした。 こちらの作品で2021年読み納めとします📚

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人物・団体紹介

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佐伯泰英

1942年北九州市生まれ。闘牛カメラマンとして海外で活躍後、主にノンフィクション作品を発表する。’99年初の時代小説「密命」シリーズを手始めに、次々と時代小説を発表。各シリーズで幅広い読者層から支持を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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