一夜の夢 照降町四季 4 文春文庫

佐伯泰英

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167917173
ISBN 10 : 4167917173
フォーマット
出版社
発行年月
2021年07月
日本
追加情報
:
368p;16

内容詳細

派閥争いで命を落とした周五郎の兄。存続の危機に立たされた旧藩・豊前小倉藩から呼び出された周五郎は、照降町を去らなくてはならないのか。そして、佳乃との関係は―大火から九ケ月、新設された中村座で佳乃をモデルにした芝居の幕が開く。大入り満席の中には、意外な人の姿があった。勇気と感動の全四巻ついに完結!

【著者紹介】
佐伯泰英 : 1942年、北九州市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒。デビュー作『闘牛』をはじめ、滞在経験を活かしてスペインをテーマにした作品を発表。99年、時代小説に転向。「密命」シリーズを皮切りに次々と作品を発表して高い評価を受け、“文庫書き下ろし時代小説”という新たなジャンルを確立する。2018年、菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • いつでも母さん さん

    ですよね・・シリーズ完結はタイトル通りの大団円。が、しかし私は言いたい。一夜の夢などいらない。幸次郎との先があるなら尚更いらない。夢じゃない。2人が過ごした日々があるじゃないの。まぁ、物語的には必要なんだろうなぁ…全4巻という事でギューッと詰め過ぎ感は否めない気もした。

  • タイ子 さん

    シリーズ第4弾。周五郎の兄が急死との知らせを受けて実家の江戸藩邸に久しぶりに戻る。何者かによって暗殺されたようだが、病死と届けることを願い出る。藩の内部の派閥がいろいろあるのは昔も今も同じですね。今は刃を向けて派閥を守るようなことまではしないけど。兄亡き後の家の存続のため周五郎が武士に戻るのか、照降町に居続けるのか。もうね、タイトルの一夜の夢が全てです。遊女の梅花が身請けされ吉原を出てからの周五郎のカッコ良さ。佳乃じゃなくても惚れそうです。照降町はこれからも粋な職人たちで賑わい続けそうですね(完結)

  • やま さん

    佳乃との思いを胸に…。文政12年(1829年)春の大火で焼失した江戸の照降町の復興の物語です。豊前小倉藩小笠原家の御番頭の八頭司家次男坊・周五郎は、日本橋の魚河岸に近い照降町で鼻緒屋の女主人・佳乃の下で見習い鼻緒職人として働きながら、町の復興に尽力しています。残念ですがシリーズは、4巻で完結です。最後は、色んなことを詰め込んでいる為に、少しせわしくなっていますが。最後まで周五郎が、藩に戻るのか照降町に留まるのかを気をもみながら楽しく読めました。字の大きさは…中。★★★☆☆

  • KAZOO さん

    題名が意味深ですがまさにその通りと言えるのでしょう。最終回は、副主人公の元藩士が兄が殺されたことを契機に藩主に会い、藩の中を二つに割る権力闘争の対応について相談を行います。その後この町の再興がなったり、主人公たちのを模した芝居が催されたりします。最後は藩主の意向で副主人公も藩に戻ります。

  • 雅 さん

    予想通りな展開でした。江戸の人々の粋な心意気が気持ち良かった。

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佐伯泰英

1942年、北九州市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒。デビュー作『闘牛』をはじめ、滞在経験を活かしてスペインをテーマにした作品を発表。99年、時代小説に転向。「密命」シリーズを皮切りに次々と作品を発表して高い評価を受け、〈文庫書き下ろし時代小説〉という新たなジャンルを確立する。2018年、菊池寛賞

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