基本情報

内容詳細
少年時代にゾルゲ事件に関与。警察官僚として米国でスパイ研修を受け、007のように華麗にはいかないスパイ捜査や、ハニー・トラップの実態を学ぶ。国際インテリジェンス・オフィサーとして、戦中戦後の日本を揺るがせたスパイ事件を見つめてきた著者の「インテリジェンスなき国家は亡びる」という遺言の書。
目次 : はじめに 私とスパイたちとの関わりを書く/ 第1章 父弘雄とスパイゾルゲはいかに関係したか/ 第2章 スパイ・キャッチャーだった私/ 第3章 日本の外事警察を創る/ 第4章 彼は二重スパイだったのか?/ 第5章 ハニー・トラップの実際/ 第6章 私を通りすぎた「スパイ本」たち/ おわりに 一九六三年の危惧
【著者紹介】
佐々淳行 : 1930年東京生まれ。東京大学法学部卒業後、国家地方警察本部(現警察庁)に入庁。目黒警察署勤務をふりだしに、警視庁外事・警備・人事課長、警察庁調査・外事・警備課長を歴任、「東大安田講堂事件」「連合赤軍あさま山荘事件」等では警備幕僚長として危機管理に携わる。その後、三重県警察本部長、防衛庁官房長、防衛施設庁長官等を経て、86年より初代内閣安全保障室長をつとめ、昭和天皇大喪の礼警備を最後に退官。以後は文筆、講演、テレビ出演と幅広く活躍。「危機管理」というワード・メイカーでもある。93年『東大落城』で第54回文藝春秋読者賞受賞。2018年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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人物・団体紹介
佐々淳行
1930年東京生まれ。東京大学法学部卒業後、国家地方警察本部(現警察庁)に入庁。目黒警察署勤務をふりだしに、警視庁外事・警備・人事課長、警察庁調査・外事・警備課長を歴任、「東大安田講堂事件」「連合赤軍あさま山荘事件」等では警備幕僚長として危機管理に携わる。その後、三重県警察本部長、防衛庁官房長、防衛
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