警官の掟 新潮文庫

佐々木譲

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101223285
ISBN 10 : 4101223289
フォーマット
出版社
発行年月
2018年03月
日本
追加情報
:
640p;16

内容詳細

東京湾岸で男の射殺体が発見された。蒲田署の刑事は事件を追い、捜査一課の同期刑事には内偵の密命が下る――所轄より先に犯人を挙げよ。捜査線上に浮上する女医の不審死、中学教師の溺死、不可解な警官の名前。刑事の嗅覚が事件の死角に潜む犯人を探り当てたとき、物語は圧巻の結末になだれこむ。徹底したリアリティと重厚緊密な構成で警察小説の第一人者が放つ傑作長編。『犬の掟』改題書。

【著者紹介】
佐々木譲 : 1950(昭和25)年、北海道生れ。’79年「鉄騎兵、跳んだ」でオール讀物新人賞を受賞。’90(平成2)年『エトロフ発緊急電』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞を受賞。2002年『武揚伝』で新田次郎文学賞を受賞。’10年、『廃墟に乞う』で直木賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ゆみねこ さん

    あぁ!これも文庫化で改題…。「犬の掟」で既読でした。一人の暴力団員が射殺され、犯人を追う所轄刑事の門司と波多野。一方、捜査一課の刑事・松本と綿引には所轄より早く犯人を挙げるようにと密命が下る。うん、やはり門司さんがかわいそう。。

  • k5 さん

    佐々木譲+「警官の」という言葉で期待値が上がりまくってしまった観はあります。そう思うとちょっと薄かったのは否めません。20代の頃にルートセールスで担当してた土地が舞台ではあるんだけどね。ただ、最近好きな作家は?と言われて頭に浮かぶルメートルと、ケン・フォレットの両方をできる作家って佐々木譲さんしかいないな、と思うと、もう一度一通り読み返すしかありません。

  • OCEAN8380 さん

    佐々木譲さんの警察小説は面白いですね。捜査一課と所轄刑事課の交互に話が展開していくのも良かったです。後半で一気に話が盛り上がってなかなか読み応えがありました。

  • Kaz さん

    警察小説には定評のある著者の代表作であると聞く。ハイテンションではなく、むしろ淡々とした展開から怒涛のラストへ。そういうオチですか。 場合によっては人命よりも優先される。「掟」という言葉には、それだけの重みが感じられる。警察官の掟を破らざるを得ない犯人は、誰にも癒せない悲しみを背負っている。その悲しみは解明されるが、期待したほどの闇が無かった。そこだけは残念だが、秀作だとは思う。

  • がんも さん

    松本と綿引のコンビと波多野と門司のコンビが別々の事件を追っていくうちに、事件がどんどん絡んできて……佐々木さん得意の2つのコンビの話が交互に出てきて飽きさせないのですが、今回はお互いメインが聞き込みなので、途中でゴチャゴチャに^^; もう少し最後の彼の心情をじっくり書いて欲しかったかな〜

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佐々木譲

1950年北海道生まれ。『鉄騎兵、跳んだ』でオール讀物新人賞、『エトロフ発緊急電』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞、『廃墟に乞う』で直木賞を受賞。新田次郎文学賞ならびに日本ミステリー文学大賞も受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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