しあわせだったころしたように

佐々木中

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309020754
ISBN 10 : 4309020755
フォーマット
出版社
発行年月
2011年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
144

内容詳細

「なら、わたし、あなたを殺してしまった」。戦慄の小説デビュー作「九夏前夜」に続き、佐々木中が贈る小説第2作目。圧倒的才能が放つ、小説の豊穣。「未到の文学」の誕生。

【著者紹介】
佐々木中 : 1973年青森県生。作家、哲学者。東京大学文学部思想文化学科卒業、東京大学大学院人文社会研究系基礎文化研究専攻宗教学宗教史学専門分野博士課程修了。博士(文学)。現在、法政大学非常勤講師。専攻は現代思想、理論宗教学。『切りとれ、あの祈る手を―「本」と「革命」をめぐる五つの夜話』(河出書房新社、2010年)で一般読者の投票による「紀伊國屋じんぶん大賞2010」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • YM さん

    お気に入りさんの読んだ本の中から。佐々木中さんはタマフルにでてたから知ってたけど、こんな小説を書く人だったんだ。例えば芸術家が見ている世界と、僕が見ている世界は同じものでも違って見えていると思う。もしかしたら同じではないかもしれない。佐々木中さんのいる世界はどんなとこなんだろ。あー、触れてみたい!感じてみたい!もっかい読もう!そんな本。タイトルいいよねえ。美しさと狂気が入り混じってる。

  • テトラ さん

    不思議な、特徴的な文体。なんだろうこの感じ。分かったような、それでいて何も分からなかったような。姪に渡された持ち重りするトランク。死に絶えそうな夏。遺品。手書きの帳面。遺志。記憶。もうここにいない人。「殺してしまったのはわたしではないのか。幸せだった日々を、焼き殺してしまったのは」あくまで淡々と語られ、時は過ぎ、夏が終わっていく。たったそれだけの。静かな水に満たされたとでもいうような読後。

  • 白義 さん

    のたくるような、五感すべてを使った文体が延々と途切れなく続く。佐々木中という人は、本当に古典的な文学の愉悦、テクストの快楽への奉仕者なのだな、というのがよくわかった。ストーリー自体、書いたものが読まれる入れ子構造で、その人柄が印象的な姉の遺稿を中心に、書く、読むことへの賞揚が貫かれている。そういう側面は、彼の普段の評論と全く変わらない。むしろ、この感覚共振的な描写も含めて、やはり読者を煽っているのだろう。読め、そして書けと。好き嫌いが別れるけど、このしつこい文章、読んでみる価値はある

  • かんちゃん さん

    初読み作家さん。私の理解力不足と知識不足のため、全くわかりませんでした。ここまで理解できなかったのは本当に久しぶりです。詩的表現と難読漢字を目で追うだけで精一杯でした。予備知識一切無く手にとったのが悪かったのかなぁ〜。なんかこんな感想で申し訳ありません。佐々木中さんの味わい方を、皆さんの感想を読んで勉強してから、機会があればもう一度チャレンジしたいと思います。

  • 梟木(きょうぼく) さん

    筋の読める小説であることにまず驚いた。しかしそれを以て「わかった」などと言ってしまって良いものか。逝去した小説家の姉と、アフォリズムや遺作を含む60冊の手帖の処分を任された弟。その関係をカフカとマックス・ブロートのそれになぞらえる「読み」は、先回りされて封じられている。かといって「不可能性を〜」「絶対性を〜」などという言辞を弄する批評を佐々木氏が喜ばないことは明らかだろう。しかしそれでも敢えて言ってしまいたい、これは鯵の開きのように容易には解剖することの叶わぬ人の心の不可侵と不可能性を巡る小説なのだ、と。

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