伊集院静の流儀 文春文庫

伊集院静

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167546182
ISBN 10 : 4167546183
フォーマット
出版社
発行年月
2013年03月
日本
追加情報
:
285p;16

内容詳細

大人って何だ?大人とは、一人できちんと歩き、自分と、自分以外の人にちゃんと目をむけ、いつでも他人に手を差しのべられる力と愛情を持つ人だ―。おろかな拝金主義が、この国をみにくくゆがめ、大震災は、かけがえのない日常を粉々にしてしまった。再出発の今こそ、君はほんとうの大人として、立たねばならないのだ。

目次 : 日本人の流儀―若者よ、哀しみをかかえて生きよ/ 家族の流儀―父母、亡き前妻、弟について/ 悩みの流儀―大評判の「人生相談」傑作選/ 人生の流儀―大人になるための箴言集/ 恋愛の流儀vs.村山由佳―女が惚れ、男が慕う秘密に迫る/ 作家の流儀―伊集院静はいかにして作られたか/ 青年の流儀―サントリーの名物広告、ついに登場!

【著者紹介】
伊集院静 : 1950年、山口県生まれ。立教大学文学部日本文学科卒業。1991年「乳房」で第12回吉川英治文学新人賞受賞。92年「受け月」で第107回直木三十五賞受賞。94年「機関車先生」で第7回柴田錬三郎賞受賞。2002年「ごろごろ」で第36回吉川英治文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • おしゃべりメガネ さん

    新年2024年の記念すべき一冊目です。やはり尋常ではないダンディズムがぎっしり詰め込まれています。フツーのオッサンが言うと、ただただ勘違い&成り上がり?と煙たがられるでしょうが、伊集院さんが発するとこれがまたスッと響いてきますね。ただ、自分も50手前になったからこそ、響いてくるのかもしれません。やはり20代や30代でも本作の真意はなかなか伝わりにくいかもしれませんね。印象的だったのはお互いに直木賞受賞作家の藤原伊織さんとの対談(平成8年)。今さらながら、改めてお二人とももうこの世にはいないんだなぁと。

  • 団塊シニア さん

    「いつかその日はおとずれる」のなかで東日本大震災に言及、同じ仙台に在住してる者として当時の状況が思いだされる、東京を含めた西の地域であhTVで繰り返し津波の映像が流れてたが被災地では一切その映像を見る方法も余裕もなかった、まさに人々は多くのものを失い生き残ったものは立ち尽くすしかなかった、

  • さきん さん

    伊集院ファンには楽しいかも。本の整理兼ねて読了。最後の鍛冶屋の短編、身近に元鍛冶屋の知り合いがいたから想像しやすくて読めた。重松清が小郡にゆかり深いとは知らなかった。在日朝鮮人コミュニティについても父を通して語られている。

  • yokey さん

    開いて1行目でいきなり泣。はぁ〜心に染み入る。ギャンブル好き、女グセ悪し、一筋縄ではいかないという言葉がぴったりの伊集院氏。冷静に考えれば人間的にどぉなの?笑 でもこの人の悲しい背景(経験)が深みを増すのか、生死、生き方について考えさせられる。村山由佳氏との対談面白い。来年からはサントリー広告読めなくなっちゃうね。

  • ランラン さん

    新しい年を迎える正月には家族みんなが顔を会わせることが大事であること。それじゃ一家が無事であることと年を越えることの大変さと相まって意味があることは納得。今回も心に残ったフレーズがいくつかあった。「孤独を知ったものには出会いが眩しく映るはず」「誇りという木が一人ひとりに寄り添うように立っている」「あの人がいてくれてよかったと思えるような人間になること、そういった仕事をすること」「苦しかったり悲しかったりすることもあろう。そんな時は青空を見上げよう。青く澄んでどこまでも飛翔できる可能性を持った空を」

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人物・団体紹介

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伊集院静

1950年山口県防府市生まれ。72年立教大学文学部卒業。81年短編小説『皐月』でデビュー。91年『乳房』で第12回吉川英治文学新人賞、92年『受け月』で第107回直木賞、94年『機関車先生』で第7回柴田錬三郎賞、2002年『ごろごろ』で第36回吉川英治文学賞をそれぞれ受賞。16年紫綬褒章を受章。23

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