基本情報

内容詳細
鴎外を読むことが、生きる死ぬるにつながるのである。かつて切腹のエロスに魅せられた詩人は鴎外に辿り着く。侍たちの死生観をさぐりつつ語りなおす「阿部一族」。日本語を解さぬ夫を看取りながらの「ぢいさんばあさん」。誕生、離別、天災…無常の世を生きるための文学。
目次 : 切腹考/ 鴎外先生とわたし/ どの坂もお城に向かう/ 先生たちが声を放る/ 弥五右衛門/ マーマイトの小瓶/ 普請中/ ばあさんとぢいさん/ ヰタ・リテラーリス/ 山は遠うございます/ 隣のスモトさん/ 阿部茶事談(抄)/ ダフォディル/ 地震/ (森林太郎トシテ死)
【著者紹介】
伊藤比呂美 : 1955年、東京都生まれ。78年、『草木の空』でデビュー。80年代の女性詩ブームをリードする。97年に渡米した後、熊本に住む両親の遠距離介護を続けていた。99年、『ラニーニャ』で野間文芸新人賞、2006年、『河原荒草』で高見順賞、07年、『とげ抜き新巣鴨地蔵縁起』で萩原朔太郎賞、08年、紫式部文学賞を受賞。15年、坪内逍遙大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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美登利 さん
読了日:2017/07/04
どんぐり さん
読了日:2020/08/14
nyaoko さん
読了日:2019/12/28
ネギっ子gen さん
読了日:2023/08/01
あも さん
読了日:2020/07/16
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人物・団体紹介
伊藤比呂美
1955年東京都生まれ。詩人。78年『草木の空』でデビュー。同年に現代詩手帖賞を受賞。80年代の女性詩ブームをリードし、結婚・出産をへて97年に渡米した後、熊本に住む父と母の遠距離介護を続けていた。2018年より拠点を熊本に移す。1999年『ラニーニャ』で野間文芸新人賞、2006年『河原荒草』で高見
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