伊藤桂一

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プロフィール

1917(大正6)年、三重県生れ。1938(昭和13)年、徴兵により騎兵第15連隊に入営、のち騎兵第41連隊に転属、中国山西省へ。’41年に内地へ帰還するも、’43年に再召集され上海近郊で終戦を迎えた。’62年に「蛍の河」で直木賞を受賞。『かかる軍人ありき』等の戦記文学の他、時代小説にも健筆を揮い、詩人としても活躍。’84年、『静かなノモンハン』で芸術選奨文部大臣賞、吉川英治文学賞を受賞した。20...
兵隊たちの陸軍史 新潮選書』より

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商品ユーザーレビュー

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  • 伊藤桂一さんの文体は簡潔で、そこはかとない悲しみや...

    投稿日:2010/03/29

    伊藤桂一さんの文体は簡潔で、そこはかとない悲しみや親しみや尊厳、哀しさを感じる美しい日本語で書かれています。 美しい泉水を感じさせる文体と比喩したいと思います。 兵隊のエッセイ 戦旅・断想 「 草 の 海 」です。  下高原千歳さんの挿絵も味わいがあります。 『戦場小説というのは、死生の間のできごとが材料になっているので、他のいかなるジャンルの作品も及ばないほど、内容はきびしくドラマチックである。 しかも戦争------というものについて、深刻に考えさせられる意味をも持っている。 戦場小説は、その性質上、戦中時代、ことに戦場生活の体験者に愛読熟読されるが、他世代の人たちも、戦場小説のもつ劇的な意味を理解すると、離れがたい牽引力を、その作品に覚えるようである。 内容が劇的であり、しかも空疎な作り物ではないのだから、当然、説得力もある』 『妻や恋人がいてもはるかに遠い存在だ。 おまけにそれに後ろ髪を引かれるものだから、つい心に隙ができて、人より先に弾丸に当たったりする。 死ぬまぎわに妻や恋人の名を呼び続ける兵隊を何人もみたが、きいているほうがつらい。 要するに自身が不毛不遇孤独の方がずっと楽だ、としみじみ思ったものである。 現世に執着を持たずに生きることの有利さ、について学んだのもこのときである、寂しいが、実に気楽なのだ(結局、この生の哲学が気に入って準棒したのだから、私も戦場で相当頭がイカれてしまったわけだろう)もっとも、虚心に戦場を生きたおかげで、私はかえって戦場の事象や風物を、冷静克明にみまもることができ、これがずっとのちに文学の仕事の上で、大いに役立ってくれることになったのである。 かりに、ひとりの女のことにでも拘泥していたら、ほかのことは眼に入らなかったかもしれない。 不遇というのは、ひとつのだいじな資産のようだ』 真実とは、何が幸いしているかわからないものです。 小宮山隆央

    小宮山隆央 さん

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  • 1939年日本の関東軍とソビエト赤軍が主役となった...

    投稿日:2021/05/12

    1939年日本の関東軍とソビエト赤軍が主役となった本格的な戦争である。戦闘は4か月続き双方2万人の死傷者を出した。この戦争は、第2次世界大戦のひきがねの一つになった。この戦争は、兵士を消耗品とする日本軍の論理が際立つ。さらに敵を見くびる性癖も顕著である。

    西口まる さん

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  • おもしろい内容で、あっという間に読んでしまいました...

    投稿日:2011/06/24

    おもしろい内容で、あっという間に読んでしまいました。 旧陸軍の日常を知ることが出来きます。

    k さん

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