基本情報
内容詳細
「藩」という組織の観点から、幕末と明治維新を紐解く!十四の雄藩を例に、英雄豪傑ではなく藩の実権を握った人々を中心に描くことで、この時代の大きな流れを捉え、幕末維新の真実に迫る。
目次 : 薩摩藩―維新回天の偉業を成し遂げた二才たち/ 彦根藩―先祖の名誉を踏みにじった幕末最大の裏切り者/ 仙台藩―東北を戦渦に巻き込んでしまった「眠れる獅子」/ 加賀藩―一方の道を閉ざしてしまったことで、墓穴を掘った大藩/ 佐賀藩―近代国家の礎を築いた「蘭癖大名」/ 庄内藩―全勝のまま終戦という奇跡を成し遂げた天才児/ 請西藩―「一寸の虫にも五分の魂」を実践した脱藩大名/ 土佐藩―無血革命を実現しようとした「鯨海酔侯」/ 長岡藩―薩長の新政府に対して意地を貫いた「腰抜け武士」/ 水戸藩―明治維新の礎となった勤王の家譜/ 二本松藩―義に殉じて徹底抗戦を貫いた東北の誇り/ 長州藩―新時代の扉を開いたリアリストたち/ 松前藩―幕末の動乱に巻き込まれた「無高大名」/ 会津藩―幕末最大の悲劇を招いてしまった白皙の貴公子
【著者紹介】
伊東潤 : 1960年、神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学卒業。『国を蹴った男』(講談社)で第34回吉川英治文学新人賞を、『巨鯨の海』(光文社)で第4回山田風太郎賞と第1回高校生直木賞を、『峠越え』(講談社)で第20回中山義秀文学賞を、『義烈千秋 天狗党西へ』(新潮社)で第2回歴史時代作家クラブ賞(作品賞)を、『黒南風の海 加藤清正「文禄・慶長の役」異聞』(PHP研究所)で第1回本屋が選ぶ時代小説大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Willie the Wildcat さん
読了日:2018/04/29
樋口佳之 さん
読了日:2018/01/25
金吾 さん
読了日:2020/10/17
skunk_c さん
読了日:2017/12/03
ichi さん
読了日:2018/03/23
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人物・団体紹介
伊東潤
1960年横浜市生まれ。早稲田大学卒業。『黒南風の海―加藤清正「文禄・慶長の役」異聞』で第1回本屋が選ぶ時代小説大賞を、『国を蹴った男』で第34回吉川英治文学新人賞を、『巨鯨の海』で第4回山田風太郎賞と第1回高校生直木賞を、『峠越え』で第20回中山義秀文学賞を、『義烈千秋天狗党西へ』で第2回歴史時代
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