夜叉の都 文春文庫

伊東潤

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167922320
ISBN 10 : 4167922320
フォーマット
出版社
発行年月
2024年06月
日本
追加情報
:
464p;16

内容詳細

こんな美しい日に、私は息子を殺すのだ――。

建久10年(1199)、源頼朝と北条政子の間の息子・頼家が将軍職を継いだ。だが頼家は酒色に興じ、その期に乗じ、政子の弟・北条義時は頼家の側近の梶原氏の失脚を画策する。さらに北条家の危機を避けたい義時と政子の父・時政は頼家の排斥と実朝の将軍擁立を主張、政子は武士の府を守るため、自ら頼家に毒を盛り、最終的に頼家は謀殺される。

頼朝亡き後、弟・義時とともに、多くの政敵を滅ぼしていく北条政子。“夜叉のごとき”苛烈さで幕府を守り抜いた政子を描く迫力の歴史巨編。

【著者紹介】
伊東潤 : 1960年、神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学卒業。「国を蹴った男」(講談社)で第34回吉川英治文学新人賞を、「巨鯨の海」(光文社)で第4回山田風太郎賞と第1回高校生直木賞、「峠越え」(講談社)で第20回中山義秀文学賞、「義烈千秋 天狗党西へ」(新潮社)で第2回歴史時代作家クラブ賞(作品賞)、「黒南風の海―加藤清正『文禄・慶長の役』異聞」(PHP研究所)で本屋が選ぶ時代小説大賞2011を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • かずぺん さん

    好きな作家です。尼将軍を主人公にするのは難しいですね。

  • 白隠禅師 さん

    自分の子供達が全員先に死んでしまったときの政子の気持ちを思うと辛い。それでも必死に幕府を守った強い女性。この人がいなければ承久の乱で勝つことはできなかっただろう。その後鎌倉幕府が滅亡するまで争いは終わらないがその続きも読んでみたい。

  • グランくん さん

    頼朝亡き後の、北条政子を描いた物。 若き頼家が将軍となり、13人の合議制にした。しかし、頼家が独裁に傾きつつあり、政子と弟の義時は頼家が頼りにしている梶原家と比企家を滅ぼす。そして、頼家も亡き者にすべく動く。 武家政権と北条家を死守する為、鬼にも夜叉にもなる政子の姿が描かれております。

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伊東潤

1960年神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学卒業。『国を蹴った男』で第34回吉川英治文学新人賞、『巨鯨の海』で第4回山田風太郎賞と第1回高校生直木賞、『峠越え』で第20回中山義秀文学賞、『義烈千秋 天狗党西へ』で第2回歴史時代作家クラブ賞作品賞、『黒南風の海―加藤清正「文禄・慶長の役」異聞』で本屋が選

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