万引き 犯人像からみえる社会の陰

伊東ゆう

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784787234872
ISBN 10 : 4787234870
フォーマット
出版社
発行年月
2021年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
251p;19

内容詳細

換金率が高い商品をねらう常習犯、生活苦から食品に手を出す高齢者、遊び半分の高校生、幼い子どもに万引きさせる親、激増するマイバッグ万引き…。二十数年で5,000人以上の万引き犯を捕捉している敏腕Gメンが明かす驚きの手口と犯人像とは―。

目次 : 所轄警察署を疲弊させる万引き多発店舗の一日/ レジ袋有料化が生み出す歪んだ節約心/ コロナ禍のなかの万引き/ コロナ禍で急増する万引き店主の実態/ 映画をしのぐ万引き家族の実態/ 困窮と貧困―万引きせざるをえないような人たち/ 老女たちの悪事/ 外国人万引き事情/ 犯罪と迷惑行為の境界線/ 従業員の裏切り―頻発する内部不正の実態/ 万引きする女たち/ 少年万引きから考えるガラウケの重要性

【著者紹介】
伊東ゆう : 1971年、東京都生まれ。万引き対策専門家、万引きGメン。1999年から5,000人以上の万引き犯を捕捉してきた現役保安員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ゆみきーにゃ さん

    不謹慎かもしれませんが面白かった!リアル万引き家族←子どもが本当に可哀想。自分の職場で万引き、横領を行う人たち、外国人窃盗団、高校生からの報復など知らなかった世界を垣間見ることが出来た。

  • kinkin さん

    この本は店と契約した保安院の体験が紹介されている。ドラッグストアや安売りの店が近所でも増えている。こんなにドラッグストアばかりできて儲かるのかと思うけど潰れないところを儲かるのだろう。そんな店、広くて店員も少ないから万引きしようという気になるのかなと思っていたが、この本には完全な確信犯がたくさん登場する。忙しい時代なので警察を呼ぶケースも多いようだ。人様々な言い訳けを読んでいるとおかしくもあり、憤慨するものもあれば悲哀しいものもある。図書館本

  • ネギっ子gen さん

    【万引きは、さまざまな社会問題と直結している】20年に亘って5000人以上の万引き犯を捕捉してきた万引きGメンが明かす、驚きの手口と犯人像――。<「現行犯人は、何人でも、逮捕状なくしてこれを逮捕することができる」(刑事訴訟法)。この法を根拠にしているのが、保安員という仕事だ。資格が必要な仕事だと思われがちだが、破産者もしくはアルコールや薬物の中毒者ではないなど、警備業法に規定される欠格事由に該当しなければ3日間で20時間の研修を受講するだけで誰でもなれる職業で、特別な捜査権は何も持っていない>。そうかぁ。

  • shikashika555 さん

    長く続く不景気とこのコロナ禍で 経済的困窮に陥る人は多い。先日読んだ、社会学者による沖縄での参与観察にも 最近の若者が万引きする商品は食べ物が多いと記述があった。 現場を知らない自分が思い浮かべる万引きと、 現役保安員の見ている実際は 重なるところもあり、重ならないところもあり。 万引きに至る理由は 所持金がないことだけでなく、損をしたくない(!)ことや、転売目的、店の仕入れ(!)、習慣になってしまって今更行動変容する気になどならなさそうなもの、示威行動や娯楽 の面もある。 その手口は思ったより大胆だ。

  • したっぱ店員 さん

    コンビニと書店で働いた経験から、万引きを心の底から憎んでいる自分、つい魔が差して読んでしまった。万引きGメンの著者の実体験がシンプルにつづられているのだが、まあ老若男女の犯人たちの身勝手なことよ。飲食店の仕入れ分を全部盗もうとする店主…。ちょっと同情できないな。あとエコバッグは店的に、百害あって一利なしだと。内容はとても興味深かったけど、まとめて読むとやっぱりどーんとイヤな気持ちになってしまった。

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