代償 角川文庫

伊岡瞬

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041039922
ISBN 10 : 4041039924
フォーマット
出版社
発行年月
2016年05月
日本
追加情報
:
464p;15

内容詳細

平凡な家庭で育った小学生の圭輔は、ある不幸な事故をきっかけに、遠縁で同学年の達也と暮らすことに。運命は一転、過酷な思春期を送った圭輔は、長じて弁護士となるが、逮捕された達也から依頼が舞い込む。「私は無実の罪で逮捕されました。どうか、お願いです。私の弁護をしていただけないでしょうか」。裁判を弄ぶ達也、巧妙に仕組まれた罠。追いつめられた圭輔は、この悪に対峙できるのか?衝撃と断罪のサスペンスミステリ。

【著者紹介】
伊岡瞬 : 1960年東京都生まれ。広告会社勤務を経て、2005年『いつか、虹の向こうへ』で第25回横溝正史ミステリ大賞とテレビ東京賞をW受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mmts(マミタス) さん

    これは感想を書くべきなのか迷いました。感想を書きたいけど、それをまとめるとほとんどネタバレしてしまい楽しみが半減するかもしれません。サイコパスからのマインドコントロールはまさに常軌を逸した言動でした。とにかく、なかなか真相まで辿り着きませんでした。しかも、どんでん返しは一度や二度じゃありませんでした。代償の本当の意味が分かった瞬間、震え上がりました。イヤミスやどんでん返し好きにはたまらないストーリーだと思いました。これは絶対にオススメだと直感しました。未成年にはキツいかもしれませんけど。

  • 青乃108号 さん

    のっけから胸糞な展開で嫌だった。2人が成長し再会しての展開もますます胸糞で嫌だった。ラストで明かされる事件の真相もやっぱり胸糞で嫌だった。こんな胸糞な話を嫌々読まされている自分が嫌だった。エピローグは取って付けたようで最も嫌だった。早くも今年のワーストは決まってしまった。あー嫌だ嫌だ。

  • bunmei さん

    イヤミス系は、今まで何冊も読みましたが、本作ほど強い嫌悪感を抱いたのは初めてで、一言でまとめるなら、皆が言う通り『胸くそ悪くなる一冊』でした。自分も、何度も途中で読むの放り投げようと思いました。達也のような人間をサイコパスと呼ぶのでしょうが、そのおぞましさや卑劣さが、「これでもか」と押し寄せてきて辟易しました。それでも最後まで読み進めたのは、悪の根源である達也が、どのように最後に裁かれるのかを見届けたい思いからで、ある意味、作者の思惑にまんまとはまったのかもしれません。最後に少し光が見えたのが救いでした。

  • Atsushi さん

    ミステリー好きの家内に「是非に」と薦められた作品。帯にあるように「面白すぎて止まらない」、一気読みでした。第一部では道子・達也親子に自分が虐げられているような恐怖と戦慄、背中が寒くなりました。第二部では主人公圭輔に自らを重ねて相次ぐどんでん返しに挑んでいるような気分で読み続けました。圭輔と真琴先生の恋が成就するよう願ってやみません。

  • ゆきこっち さん

    伊岡さん初読み。達也に心底腹が立ちイライラしながら先が気になり一気読み。読了後もイライラがおさまらない。寿人の言葉「世の中には矯正できない人間がいる。こいつは世の中に存在してはいけない化け物だ」に納得。伊岡作品ハマりそうです!

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人物・団体紹介

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伊岡瞬

1960年東京都生まれ。2005年『いつか、虹の向こうへ』で第25回横溝正史ミステリ大賞とテレビ東京賞をダブル受賞しデビュー。『代償』はドラマ化され、啓文堂書店文庫大賞も受賞。19年『悪寒』で再び啓文堂文庫大賞、『痣』で徳間文庫大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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