フーガはユーガ 【2019年本屋大賞ノミネート作品】

伊坂幸太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784408537320
ISBN 10 : 4408537322
フォーマット
出版社
発行年月
2018年11月
日本
追加情報
:
281p;20

内容詳細

あらすじは秘密、ヒントを少し。

双子/誕生日/瞬間移動

1年ぶりの新作は、ちょっと不思議で、なんだか切ない。

ユーザーレビュー

総合評価

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誕生日になるとお互い入れ替わるという特殊...

投稿日:2021/06/24 (木)

誕生日になるとお互い入れ替わるという特殊能力をもつ双子。育った家庭環境は最低。あまり明るくないお話、最終的にも明るくない結論。

ぽん さん | 岡山県 | 不明

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家庭環境が劣悪な双子の兄弟の物語。この二...

投稿日:2021/06/13 (日)

家庭環境が劣悪な双子の兄弟の物語。この二人はある超能力を使える。一見非現実的すぎると思われるかもしれないが、SF作品にあるように現実離れしない作品。日常に起こりうる強烈な闇を描くためだと思われる。著者の「魔王」が好きな人におすすめ。

M&M さん | 東京都 | 不明

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ハチャメチャだけど、何だか微笑ましい。そ...

投稿日:2021/04/11 (日)

ハチャメチャだけど、何だか微笑ましい。そんな伊坂幸太郎がいい。今作は、何だかそこかしこにせつなさが漂う。

serena26 さん | 愛知県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア さん

    タイトルは脚韻を踏み、リズムもいたって軽快。文中には頭韻も登場するし、随所にダジャレ(いえいえ、掛詞)も散見される。さすれば、本書は和歌的な技法が投入されているのか?もし、仮にそうだとしても幽玄歌からはほど遠く、さしずめ軽妙な俳諧歌といった趣き。伊坂幸太郎に特有の荒唐無稽さも影を潜め気味。それは言葉を変えれば、やや中途半端に終わってしまったということでもある。読み物として面白くはあるが、深みに欠けるのは避けられない。構成等の欠点にも目を瞑って、今回は伊坂のスキップ文体を楽しむことにしよう。

  • ウッディ さん

    父親から虐待され、母親からも見捨てられた双子の優我と風我。逆境にめげず、助け合いながら生きてきた彼らには、誕生日だけに起こる不思議な現象があった。苛酷な家庭環境でまっとうに生きる二人の境遇が切ないが、二人だからこそ耐えられたのだと思う。入れ替わりについては、どんなことができるのかと実験し、検証する過程は面白かったが、ストーリーの中であまり有効に活用されてなかったような気がする。後半の伏線の回収は、今回、伊坂さんらしい切れ味がもう一つという印象で、期待が大きかっただけにイマイチという感じでした。

  • うっちー さん

    犯人が酷すぎる

  • hit4papa さん

    著者ならではのトリッキーな作品です。ハテナ?となるタイトルに惹かれ、単行本を買うほどには伊坂作品の熱心な読者ではありませんが、思わず手に取ってしまいました。本作品は、誕生日に二時間毎にお互いの体が入れ替わる双子、風我と優我の物語です。ここだけをとると、誰もが、子供の頃に夢想するようなシチュエーションです。これは、面白い話しを作れるのだろうか、とやや不安な出だし。そこは流石、伊坂幸太郎。きっちりと読ませてくれます。途中まで、著者らしい展開ではないなと思いましたが、ラストは、伊坂幸太郎節が鳴り響きます。

  • 蒼 さん

    今まで伊坂幸太郎さんの描く「悪」はその度合いが酷いながらも、どこか現実味を感じさせない不思議な文体だったのだが、今回は違った。読み進めてもどこに救いがあるのだろうと暗澹とした思いしかなく、こんな鬼親こんな非道の事件あるよとしか思えないのだが、先が気になってページをめくる手が止まらず、翌日(つまりは今日)早朝出勤にもかかわらず、睡眠時間を削って一気読み。終ってみればすっかり伊坂ワールドに取り込まれていた。「鴨とアヒルのコインロッカー」を彷彿とさせて読後感は重いが爽やかな達成感があった。

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人物・団体紹介

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伊坂幸太郎

1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。04年『アヒルの鴨とコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、短編「死神の精度」で第57回日本推理作家協会賞(短編部門)、08年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞・第

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