エール! 3 実業之日本社文庫

伊坂幸太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784408551470
ISBN 10 : 4408551473
フォーマット
出版社
発行年月
2013年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
311p;16

内容詳細

原田マハ、日明恩、吉永南央、森谷明子、山本幸久、伊坂幸太郎、人気作家競演のお仕事小説集第三弾。書評家・大矢博子責任編集。

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読書メーターレビュー

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  • ちはや@灯れ松明の火 さん

    見知った顔が並ぶ定刻通りの通勤電車に、ふと、子どもの頃の夢を叶えた人はどのくらいいるのかと思う朝。ひとつきりの採用枠、軽んじていた他部署への異動、成り行きや妥協で選んだ職場。何のためにこの仕事をしてるんだろう、うまくいかないことがあるたび考える。不向きだと早々に諦めるのは簡単で、天職と呼べる生業を見出すのは難しい。だけど子どもが憧れる華やかな職種ばかりがクールなわけじゃないし、今いる場所でベストを尽くす以外することなんてない。手前の駅で降りる名も知らぬ勤め人たちに、いってらっしゃいと心の中で呼び掛ける。

  • hiro さん

    お仕事小説アンソロジー第三弾。森谷、吉永さんは初読み。既読の作家さんも‘らしい’作品だった。原田:美術品輸送という職業は、裏方だが美術に対する強い愛情を感じられる職業だった。やはりマハさんは美術関連の小説では第一人者だ。日明:消防官の使命を強く感じた。山本:山本さんらしく、ゑいばあさんの独白と活躍には、くすっと笑える。伊坂:いつも自作品間のリンクが楽しめる伊坂作品だが、新幹線掃除スタッフのこの作品は、この本の他作品とのリンクが楽しめる。『マリアビートル』の殺し屋達とのリンクがあればもっと楽しめたがw 

  • おしゃべりメガネ さん

    6人の作家さんによる‘お仕事小説’アンソロジーです。吉永さんだけ初読み作家さんでした。意外な作風だったのは山本さんで、タイトル通りなかなか‘クール’な内容で、普段の作品とはひと味違った山本さんワールドを楽しめます。期待を裏切らなかったのは日明さんで、なかなかドラマチックな作品でウルっときてしまいました。伊坂さんは完璧に伊坂さんらしさが溢れ出ているちょっと不思議な作品で、伊坂さんファンの心をくすぐります。森谷さんが独特のシリアス感をもて余すことなく発揮しているのが嬉しいです。色んなお仕事を勉強できました。

  • ひめありす@灯れ松明の火 さん

    天職って、一体何なんでしょう?天職こそ転職なのかしら?マハさんは安定の美術もの。今生まれたっていう感動が鮮やか。日明さんは分かってくれると思っていた人が受け入れてくれなかった、その時のショックがよくわかります。森谷さん。何処かで読んだ気がするんだけど何処だろう?山本さん。ゑいさんクール!でも今時こんなちゃんと年取ったおばあちゃんってあんまりいないかも。吉永さん。ちょっとクローズドなコミュニティを書かせたらピカ一。伊坂さん。うん、伊坂さんらしい女性と子供に対する優しさに溢れた一冊。みんな、頑張れ!私も頑張る

  • みのゆかパパ@ぼちぼち読んでます さん

    豪華執筆陣による働く女性を主人公にしたお仕事小説アンソロジーの第3弾。最前線で働きたいと願いつつも違った形でかかわる女性の、葛藤とともに仕事への誇りを描いた原田、日明の両作品がとりわけ胸にしみたが、それ以外の作品も前向きな活力がじわりとわいてくるものばかり。そうした数々の仕事によって社会が支えられていることに気づかされたのもうれしく、こんなすてきなシリーズに出会わせてくれた作家さんと編集者さんに感謝感謝の思いでいっぱいである。それだけに本書で完結となるのは寂しい限り。続巻が出されることを心から期待したい。

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人物・団体紹介

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伊坂幸太郎

1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。04年『アヒルの鴨とコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、短編「死神の精度」で第57回日本推理作家協会賞(短編部門)、08年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞・第

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