風待ちのひと ポプラ文庫

伊吹有喜

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784591124185
ISBN 10 : 4591124185
フォーマット
出版社
発行年月
2011年04月
日本
追加情報
:
16cm,391p

内容詳細

“心の風邪”で休職中の男と、家族を失った傷を抱える女。海辺の町で偶然出会った同い年のふたりは、39歳の夏を共に過ごすことに。人生の休息の季節と再生へのみちのりを鮮やかに描いた、著者デビュー作。『四十九日のレシピ』にも通じるあたたかな読後感に心が抱まれる物語。

【著者紹介】
伊吹有喜 : 1969年三重県生まれ。中央大学法学部卒。2008年『風待ちのひと』(『夏の終わりのトラヴィアータ』改題)で第三回ポプラ社小説大賞特別賞を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • SJW さん

    伊吹さんのデビュー作品で、久々に伊吹さんの世界に浸った。心身ともに疲れはてた銀行員の哲司と家族を失って傷を抱えた喜美子は39歳の夏をともに過ごすことになる。全く異なる人生を歩んできた二人がお互いに引かれ合う感情を描いた大人の恋愛小説であり再生のドラマ。クラシック音楽を嗜む哲司から上品な話かと思ったが下ネタで笑いをとる展開もあり意外だった。「49日間のレシピ」と同じように、心を病んだ人達が再生されていく姿を追っていくのは心が癒される。音楽は全編に渡り「椿姫」の「乾杯の歌」が出てきて、(続く)

  • yoshida さん

    哲司は仕事と家庭に悩み、心の風邪となり休職する。亡き母の残した紀州の家で哲司は夏の日を過ごす。偶然に出会った喜美子は思い悩む哲司を助ける。お互いに心に傷を持つ2人は心を寄合い、かけがいのない存在となる。現実が2人を引き離す。時間が状況を変える。本当にお互いを必要とする事に気付いた2人は人生をリスタートする。私が主人公の2人と同年代であり、また近い悩みもあり引き込まれました。人生は奇麗事だけではない。様々な事に責任がある。責任を受け止めて果たす。人生は絶望で終わる事はない。再生から歓びを得る事もできるはず。

  • おしゃべりメガネ さん

    自分にとってはとても印象深い作品で、自分も本作を読んだ頃、転勤やら担当業務が変わるやらで、バタバタしており、本当に体力的にはもちろん、精神的にもかなりヤラレていて、相当まいっている時にこの作品を読みました。そんな状況下でしたから本当にココロに響き、感動というよりは、むしろじっくり考えされられた内容でした。人間どうしても自分が‘負’の状況になると、自暴自棄気味になり、知らず知らずのうちに周囲にまで悪影響(迷惑)を及ぼしてしまいます。どんな時にでも、無理はせず、あせらず、ゆっくりでと本作が教えてくれました。

  • masa@レビューお休み中 さん

    美鷲に行ってみたくなる。ペコちゃんに会いたくなってしまう。そして、喜美さんと哲さんのやりとりを脇から覗いてみたくなる。走り続けて、躓いてしまった大人の休日は、一筋縄ではいかない。遊びたくても遊べない。楽しもうと思っても楽しめない。誰かに頼りたくても頼れない。変なプライドが邪魔をして、世間体と呼ばれる壁が素直な気持ちに蓋をしてしまう。だからこそ、躓いた大人には、それ相応の手当てと時間が必要になるのだ。ただ好き、ただ一緒にいたい、ただ居心地がいい…。そんな素直な気持ちを忘れているあなたにオススメの一冊です。

  • あすなろ さん

    なにもかもコースアウト。道を踏み外した、と話掛ける主人公。対して夏の間の友達は、踏み外したのではなくて風待ち中だと言う。心がポキっと折れた40代のエリートが、ひと夏の間に立ち直る様を描く。その中で、夏の友達は友達の域を越える。結果、生きる喜びを改めて獲得した主人公は、また生きていける。正直、最初はあまり入り込める世界ではなかった。しかし、中盤以降は、飲み込まれて行った伊吹ワールド。最近の作品を中心にして本作が読了4作目だが、この作品がベストの伊吹ワールドか。

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人物・団体紹介

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伊吹有喜

1969年三重県生まれ。中央大学法学部卒業。出版社勤務を経て、2008年『風待ちのひと』(「夏の終わりのトラヴィアータ」より改題)で第三回ポプラ社小説大賞特別賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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