思想家ドラッカーを読む リベラルと保守のあいだで

仲正昌樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784757123694
ISBN 10 : 4757123698
フォーマット
出版社
発行年月
2018年02月
日本
追加情報
:
310p;19

内容詳細

20世紀を代表する経営学者ドラッカー。そのあまたの著作の背景には共同体という寄る辺を失った“弱い個人”がファシズムやポピュリズムに流されることなくいかに生き抜くかの、たゆまぬ思索があった。“思想”の観点からその精髄を明らかにするこれまでにない入門書。

目次 : 第1章 ウィーンのドラッカー(世紀転換期のウィーンとユダヤ人/ “傍観者”の視点とは? ほか)/ 第2章 守るべきものとは何か?―ドラッカーの保守主義(法学徒としてのドラッカー/ 保守主義者シュタール ほか)/ 第3章 なぜファシズムと闘うのか?―ドラッカーの自由主義(ファシズム全体主義とは何か?/ マルクス主義はなぜ大衆を裏切ったのか? ほか)/ 第4章 思想としての「マネジメント」(ドラッカーの経済思想/ 「イノベーション」の思想史的意義 ほか)/ 終章 弱き個人のための共同体としての企業(リベラルと保守のあいだで/ 政治哲学における位置づけ ほか)

【著者紹介】
仲正昌樹 : 1963年、広島県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究博士課程修了(学術博士)。金沢大学法学類教授。文学や政治、法、歴史などの領域で、アクチュアリティの高い言論活動を展開している。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Shin さん

    経営学の父などと言われるし、マネジメントのテクニック本のような扱いを受けがちだが、以前からドラッカーは本質的には経済哲学者なのではないか、と勝手に思っていた。著作の中では『経済人の終わり』が実は最も重要だと思ったりもしていた。そのぼんやりとしたイメージを、「ドラッカーの思想の原点」として分析してくれている本。生い立ち、歴史的な立ち位置、ケインズやシュンペーターなどとの思想的関係、テキストの考証を踏まえて丹念に語られるドラッカー像は、巷に溢れる浅薄な解説書とは全く次元の異なる深みを提供してくれる。

  • プラス3 さん

    確かにドラッカーを読むと経営学というより社会哲学のような印象を受けるから『思想家ドラッカー』と言う表現はあまり違和感ない。「資本主義が発展していく中で、個人が組織の中で個人以上の力を発揮し、かつ個人が組織に埋没し全体主義やポピュリズムに陥らないための方法論として“共同体としての企業におけるマネジメント”と言う概念が生み出された」と指摘し、ドラッカーを現実的・実践的思想家として描き出すなかなか面白い1冊。同時代の哲学者・経済学者との共通点や相違点を比較参照しながら話が進んでいくので、理解しやすい。

  • ライクロフト さん

    仲正先生のドラッカー、とくれば見逃すわけにはいかない。"思想家"としてのドラッカーを再考する著作。ドラッカーはどうしても経営方面で取り上げられることが多いが、私はむしろそれ以外の側面の方が興味あるので、こういう本は貴重だ。本書では、ドラッカーの生い立ちからはじまり、社会生態学者(と私も見てる)ドラッカーの思想を取り上げる。とりわけ、ドラッカーの初期論文やシュタールのくだりは知らなかったことばかりだった。

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仲正昌樹

1963年広島生まれ。東京大学総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程修了(学術博士)。現在、金沢大学法学類教授。専門は、法哲学、政治思想史、ドイツ文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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