黄金りゅうと天女

代田昇

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784776408222
ISBN 10 : 4776408228
フォーマット
出版社
発行年月
2018年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
32p;31

内容詳細

慶留間の島(沖縄県)に、可愛とよばれる、たいそうかわいらしい女の子がおった。なんでもおぼえるまことかしこいふしぎな子だと、ひょうばんだった。ところが、七つになるたんじょうびの朝、可愛はとつぜん、オタキ山にむかって走りだした。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヒラP@ehon.gohon さん

    沖縄の不思議な昔話です。 神に選ばれた男と女が夫婦となって、産まれたのは天女だったのです。 龍の背に乗って、大和の海賊を退治するところは、赤羽さんの絵の効果もあって、大絵巻のように感じます。 設定につかみどころのなさも感じるのですが、不思議な魅力のあるお話です。

  • ふじ さん

    勝手に赤羽末吉月間。沖縄の昔話。神さまに救われ結ばれた夫婦。その娘、目覚ましい成長を見せる彼女は実は神の使いだった。竜と共に姿を消した彼女が島を救うお話。沖縄の言葉って雰囲気が丸っこくてかわいい。日常に神や人ならざる者が自然に存在する空気、いいなぁ。

  • クラムボン さん

    沖縄慶良間(けらま)諸島の物語。沖縄本島の若い男女が夢で天女からお告げを受けて、慶良間諸島のはずれの慶留間島(げるま)で暮らすことになる。可愛(かなー)という娘を授かる…が、七つの年になると黄金色の龍の背中に飛び乗って消えてしまう。何年か過ぎたころ突然、大和の海賊が押し寄せ、略奪や人さらいが起こる。そこに現れたのが、龍に乗った可愛なのだ。沖縄がどこにも支配されていない平和な時代の話かな、と想像する。赤羽末吉は、中国少数民族や種子島、そして沖縄慶良間島、きっと辺境の民族が好きなんだろうな。

  • いっちゃん さん

    沖縄の民話?可愛い娘と、幼いうちに別れなくてはいけないのはつらいけど、みんなの島の守り神になったと思えば、救われるのかな。

  • izw さん

    児童書の新着コーナーで、久しぶりに赤羽末吉の表紙を見つけたら、1974年銀河社から発行された絵本の復刊でした。沖縄を舞台とした物語ですが、沖縄に伝わる民話を元にしているのでしょうか。赤羽末吉の絵本はかなり読んでいますが、これは初めて読むような気がします。

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人物・団体紹介

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代田昇

1924年、長野県に生まれる。東京の公立高校、中学校に勤務したあと、都立有三青少年文庫にて子どもの本の研究に携わり、1974年より著述生活にはいる。日本子どもの本研究会会長、日本児童文学者協会会員を歴任した

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