教科書では教えてくれないゆかいな語彙力入門 河出文庫

今野真二

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309417011
ISBN 10 : 4309417019
フォーマット
出版社
発行年月
2019年08月
日本
追加情報
:
200p;15

内容詳細

語彙力は暗記では身につきません!場面に応じたことばが「すっと」でてくるためにはどうしたらよいか。日本語の成り立ちから、手持ちの語を生かす「ひも付け」という方法、辞書の使いかた、なんちゃって俳句、語彙力を豊かにする「ほんとうの王道」まで―。楽しく、ゆかい、だけど本格的。一生あなたを助けてくれる日本語教室、開講!

目次 : 第1章 せっかく日本語が使えるのだから(脳の中には辞書がある?/ 語彙は暗記で増やすものではありません! ほか)/ 第2章 ゆかいに語彙力を身につける 初級編(同じ仲間の語に注目してみよう―類義語/ 類義語と推敲 ほか)/ 第3章 ゆかいに語彙力を身につける 上級編(辞書の使いかたを間違ってない?1 まず「凡例」を読もう/ 辞書の使いかたを間違ってない?2 記号・符号に気をつける ほか)/ 第4章 語彙力を豊かにする「ほんとうの王道」(「書く」は「読む」に支えられている/ 名作を細かく読む ほか)

【著者紹介】
今野真二 : 1958年、神奈川県生まれ。清泉女子大学教授。日本語学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Nissy さん

    タイトルや表紙絵は軽い感じですが、大学教授が書いた真面目な本です。言葉のひも付けをする、類義語や対義語に着目するなど古典的ですが、日ごろ意識するとよい事項をまとめてあります。また、名作を自分の言葉で書き換える練習はユニークだと思いました。この本で脳の中にある言語機能を表す「心的辞書(mental lexicon)」という学術用語があるのを初めて知りました。日常生活でも会社でも語彙力を鍛える機会はふんだんにあるので、弛まぬ努力を続けたいです。(2019年8月文庫化)

  • katsubek さん

    日本語を使う者として、また、それを教える者として、語彙を豊富にすることは非常に大きな課題でもある。「知っている」語句と「使える」語句とは、当然ながら異なるものだ。漢字にしても然り、使うこと、書くことを意識するのが重要だ。ワープロを使い始めた頃、先輩に「そんなものを使っていると漢字を忘れるぞ」と言われて笑っていたが、今や、笑えない話になってきた。日本人の漢字力の低下は、かなり痛い問題だ。勿論、私自身も。精進が肝心!

  • まこ さん

    語彙力つけるために連想や五感を使って使える言葉を増やす。どのくらい増えたか確認する為にクイズがあるのもわかりやすい

  • かずぼん さん

    語彙は「ひきだし」のようにたとえられることがあるが、語彙は「世界を覗く窓」であり、語彙が多いということはその窓がたくさんあるということだと筆者は言う。「ひきだし」のように暗い中に閉じ込められていたのでは、本当の意味で語彙力があるとは言えないというのももっともである。語の関連性から、語を用いた遊びまで幅広く語について考えるきっかけが提示されている。小説を易しい言葉に書き換えたり、童話を難しい言葉で置き換えたりするというのも、単独で語のイメージを覚えようとしても難しいけれども文脈や文体の中に位置づけられる。

  • のせなーだ さん

    「元始ことばは音であった」言葉遊び、別の言い方、面白く楽しく愉快に言葉で遊べたらいいな。ああ、語彙力の乏しさを悲しみつつも、外の世界を除く窓、愉快にことばと遊びたいと思う。言葉と思考の密接な関係、語彙力を豊かにするポイントは楽しく遊べることかな。紹介された変わり種辞書も より細やかにとらえる役に立ちそうだ。言葉の固さ、柔らかさ、耳に聞こえる音も。語彙力が左右する言葉遊び,文の中での音の響き流れとか、楽しむまではまだまだ遠いかな。

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人物・団体紹介

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今野真二

1958年神奈川県生まれ。1986年早稲田大学大学院博士課程後期退学、高知大学助教授を経て、清泉女子大学教授。専攻―日本語学。著書―『仮名表記論攷』(清文堂出版、第30回金田一京助博士記念賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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