求人詐欺 内定後の落とし穴

今野晴貴

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344029149
ISBN 10 : 4344029143
フォーマット
出版社
発行年月
2016年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
205p;18

内容詳細

話が違う!! 人事部の罠をどう見抜く?どう闘う? 就活・転職の新常識日本の求人票は、どれも嘘かもしれない――。最近のPOSSEに寄せられる相談でもっとも際立っている問題、それが「求人詐欺」だ。背景には人手不足がある。いま、団塊の世代がリタイアし、少子化も進み、確実に企業の人手は不足している。そこで「嘘の高待遇」を打ち出して若者を採用し、使い潰して次を狙う、そんな事態が進行しているのだ。 内定後に起こるため、大学の教職員も、就職サイトの担当者も、行政も、まだ把握できていないこの問題。対策を待っていては、自分が潰される! そうなる前に、求人詐欺の実態、見分け方、対処法を伝授する。求人詐欺が横行しやすい業界研究付。人生をムダに遠回りしないための必読書。

【著者紹介】
今野晴貴 : 1983年仙台市生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程。NPO法人POSSE代表。ブラック企業対策プロジェクト共同代表。これまで2000件を超える労働・生活相談に関わる。「ブラック企業」で2013年流行語大賞トップテン受賞。著書に『ブラック企業―日本を食いつぶす妖怪』(文春新書、2012年、第13回大佛次郎論壇賞受賞2013年)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • マエダ さん

    とても丁寧に描かれているが。ある程想像の範囲内の業界がやはり例になっている。

  • リョウ万代ホーム施主|貯金おじさん さん

    就職自体にギャンブル性が伴う世の中になってきている様です。求人への信頼性が揺らげば、ブラック企業はますます人が集まらなくなりブラック化が進むでしょう。就職ナビの事業者は就職後の元学生達に対してもっと責任を持つべきです。

  • ごへいもち さん

    たぶんブラックだろうなぁと思う業界は、やはりそうだ。そういう事がなんとな〜く予想することができるのは年の功かも

  • skunk_c さん

    今野氏の基本認識に、終身雇用制の労使慣行、つまり使用者の意のままに労働者を扱うことがそのままになりながら、雇用だけが流動化したものということがある。これがいわゆるブラック企業の「倫理観」とでもいうものだが、そこに求人における虚偽の背景や、「オワハラ」によって自社に囲い込もうとする企業姿勢があるのではないか。高校への求人票は全国統一書式があるが、一般にはそれがないことを初めて知り唖然とした。厚労省がまず求人票の統一書式化を進め、給与の内訳(基本給と手当、特に残業手当)を明示させるべきという主張に激しく同意。

  • おおかみ さん

    最近新聞などで目にすることの多い「求人詐欺」。今後の労働市場のキーワードになり得るのだろうが、さっそく書籍化を果たすPOSSEの仕事の早さには恐れ入る。/内容を追えば、事例の数々はまさしくブラック企業の悪しき慣行で、対策は必至である。法整備についての指摘もきわめて真っ当。相談件数が増加しているというのは意外だが、就職活動の短期化を踏まえれば、今年さらに多くなるのは避けられないのだろう。今のうちに押さえておきたい。

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