防諜捜査 文春文庫

今野敏

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167911690
ISBN 10 : 4167911698
フォーマット
出版社
発行年月
2018年11月
日本
追加情報
:
352p;16

内容詳細

“ゼロ”の研修から戻った倉島警部補は、外事一課と掛け持ちで「作業班」に入ることになる。そんな折、ロシア人のホステスが線路に転落し轢死する。警察は事故か自殺の線で捜査を始めるが、これはロシア人の殺し屋による暗殺で、自分もまた狙われていると証言する日本人が現われた。倉島はオレグというその暗殺者を追うが…。

【著者紹介】
今野敏 : 1955年、北海道生まれ。上智大学文学部新聞学科卒業。大学在学中の78年に「怪物が街にやってくる」で問題小説新人賞を受賞し、作家デビュー。レコード会社勤務を経て、81年より執筆に専念。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞、08年、『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞をダブル受賞する。また、「隠蔽捜査」シリーズで17年に吉川英治文庫賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • absinthe さん

    刑事部とは違う捜査方法。主人公のまだまだ危なっかしい所が本作の魅力。今野敏はやっぱり警察物で光る。平和ボケして、スパイ天国と言われることを誇りにしてしまうようなお人よし日本。公安のような組織は無い方がよいと思う人さえいそうだ。公安がカッコよく描かれるのはいいことだ。今回も面白かった。犯人はすぐに分かってしまったが、いつ起こるかわからない次の殺人事件と限られた時間という制約の中の緊張感。公安刑事にも魔の手が及ぶか?

  • KAZOO さん

    文春文庫のこのシリーズは第5作目なのですね。初めてこの作品を読んだのですが主人公がどのような経歴を歩んできたのかわからないのですが、それなりに楽しめました。ロシア人の女性が鉄道自殺なのか事故なのかという発端があって話が膨らみます。犯人の性格が結構面白く、主人公に対して挑んでいる気がしました。最後に危うくということですが、主人公の仲間たちに助けらます。前作4作品を読みたくなりました。

  • やま さん

    米露のエネルギー政策の狭間で起きた事件を倉島達夫警部補が解決する。発端は、錦糸町のロシアンパブでホステスをしていたロシヤ人のマリア・アントノヴナ・ソロキナ32才がJR総武線の秋葉原駅で午前十時頃に人身事故で亡くなった事であった。警視庁では、事故か自殺か迷っている。次に、マリアと付き合っていたアメリカの石油メジャーの日本支社でマネージャーをやっていた滝本昇一45才が品川駅の山手線のホームで転倒して列車に轢かれて亡くなった。

  • Walhalla さん

    シリーズ5作目です。倉島警部補は、もう公安のエースと呼んでもいいですよね。シリーズの開始当初からずいぶん成長されていて、その過程も楽しめる作品になっていますね。『公安は刑事とは違う。物証より情報だ』。何だかとても説得力があって格好いいです。前作でチームを組んだ伊藤さんと片桐さんが再登場しているのも嬉しいです。続編を期待したいですね。

  • たち さん

    このシリーズは初めて読むので、倉島さんの過去の実績とやらがよくわかりません。そのせいか、倉島さんより部下の伊藤さんの優秀さのほうが目立っているように感じてしまいました。きっと倉島さんって凄い人なんでしょうね…。

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人物・団体紹介

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今野敏

1955年、北海道生まれ。’78年「怪物が街にやってくる」で第4回問題小説新人賞を受賞。2006年『隠蔽捜査』で第27回吉川英治文学新人賞、’08年『果断 隠蔽捜査2』で第21回山本周五郎賞、第61回日本推理作家協会賞をダブル受賞。’17年「隠蔽捜査」シリーズで第2回吉川英治文庫賞を受賞。’23年、

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