中間小説の黄金時代 私の履歴書 日経ビジネス人文庫

井伏鱒二

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784532193706
ISBN 10 : 4532193702
フォーマット
発行年月
2006年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,510p

内容詳細

後に名作『山椒魚』を生んだ中学の同級生との憶い出(井伏鱒二)、「戦禍をよそに女と寝る」と非難を受けた十二月八日(舟橋聖一)、競争からおりてしまった新聞記者時代(井上靖)、人間の修羅を見た京の寺での集団生活(水上勉)―のちにスター作家となった四つの個性はどのように育まれたのか。

目次 : 井伏鱒二(広島県生れ―村に江戸時代の風儀あり/ 姫谷焼とお爺さん―福山へ骨董見物に ほか)/ 舟橋聖一(大川端/ 人力車 ほか)/ 井上靖(おかのおばあさん/ 奔放な中学時代 ほか)/ 水上勉(若狭生れ―小作人、家は谷の上に/ 棺つくりの家―カンナ掛けに励む父 ほか)

【著者紹介】
井伏鱒二 : 1898年広島県生まれ。早稲田大中退。作家。93年逝去

舟橋聖一 : 1904年東京生まれ。東京帝大卒。作家、劇作家。76年逝去

井上靖 : 1907年北海道生まれ。九州帝大中退、京都帝大卒。作家。91年逝去

水上勉 : 1919年福井県生まれ。立命館大学中退。作家。2004年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • しーふぉ さん

    井上靖のところだけ読む。中間小説とは純文学にして大衆性をもったもだと解説に書いてあった。井上靖が好きな人にはたまらない内容です。勝負という短編を読んでみたい。

  • いのふみ さん

    モダニズム文学、私小説、プロレタリア文学の三派鼎立の時代におおよそ出発して、純文学にして大衆性を帯びた「中間小説」の黄金時代を代表する作家たち。井上や水上に顕著な40歳を超えてからのデビューに、作家になるまでの「溜め」が大事なのだと思った。井上の新聞記者時代や、水上の放浪時代がそれにあたるだろう。水上勉が禅師に「大悟するとはどういうことですか」と訊いた時の「小さな悟りをかさねることだよ」という答えが印象的だった。仕事の中での小さな悟りと、その逆の迷いを行き来する生活。そこに真実があるのだと思った。

  • i-miya さん

    井伏鱒二 舟橋聖一 水上勉 井上靖 =井伏鱒二= S45.11日経新聞連載 1898 広島生まれ 早稲田中退 =村に江戸時代の風儀あり= M31 第三次伊藤内閣できて、つぶれ 第一次大隈内閣できて、つぶれ 第二次山県内閣ができた 孝徳秋水らが社会主義研究会を成立した 広島深安郡加茂町粟根 福山から12.km 大林寺 妙永寺は 昔のまま 文政年間の生まれの老人のいたころ 「こんにちゃ、ええ潤いでござりゃんすでござりゃんすなあ」 久しぶりのあめ 天保 弘化 嘉永 安政 万延

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