しろばんば 新潮文庫 改版

井上靖

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101063126
ISBN 10 : 4101063125
フォーマット
出版社
発行年月
2004年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,583p

商品説明

野草の匂いと陽光のみなぎる、伊豆湯ヶ島の自然のなかで幼い魂はいかに成長していったか。著者自身の少年時代を描いた自伝小説。

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これから読書を始めようを思ったらこのしろ...

投稿日:2009/09/13 (日)

これから読書を始めようを思ったらこのしろばんばを手にしてほしい。厚い本なので躊躇するかもしれないが、とても読みやすい。一家に一冊でなく、一人に一冊持ちたい。

黒い帳面 さん | 神奈川県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • SJW さん

    井上靖の小学1年生から6年生までの自伝小説。以前読んだのは中学3年生の時で高校入試が終わり卒業式までのんびり過ごした時でちょうど今ごろだった。当時はこの「しろばんば」にとても惹かれて井上靖の幼少期に思いを馳せていて、高校1年生の夏休みに友達を引き連れて伊豆の湯ヶ島の井上靖の生家や浄蓮の滝を見に行ったことを思い出した。今回、再読して感じたのは、テンポの早い小説に慣れてしまうと、一つ一つの描写や主人公の洪作の思いが細かく描写されていて、違和感を感じたが、徐々に井上靖の多感な幼少期の世界に入り込むことが

  • 遥かなる想い さん

    あすなろ物語の後、井上靖の本が読みたくて読んだ。主人公・伊上洪作という少年が歩む人生は、大正時代の伊豆で あり、今でははるか昔のことだが、そこに流れるものはなぜか懐かしく心が落ち着く・・ちなみに「しろばんば」とは 夕方に白い綿毛をつけて飛ぶ虫のことらしい。そんな風景をもう見ることができなくなった。

  • はたっぴ さん

    読友さんの熱烈なオススメで手に取った。祖父の妾だったおぬい婆さんと生活する洪作の成長記(自伝小説)であり、子供の頃のありとあらゆる体験(思い出)が漏らさずに描かれている。凝り固まった心のマッサージをするように、読むほどに気持ちがほぐれていく大作だった。大人達の容赦のないツッコミに怯まず、年配者に叱責されてもケロッとしている子供達の無心さと溌剌としたエネルギーに吸い寄せられ、おぬい婆さんと洪作の温もりのあるやりとりに目頭を熱くしながら読了。これぞ古き良き時代の日本の風景だろう。読み継がれるべき一冊だと思う。

  • 扉のこちら側 さん

    2018年319冊め。2017年の大みそかに読友さんと再読しましょうとお約束した本にようやく着手である。伊豆半島の農村部を舞台に少年の成長を描いた著者の自伝的作品。小学校6年間を通しての物語であるが、おかしな話、人間はこうやって成長をしていくのかと感心させられた。前編の終盤のある人物の死と、後編で人間関係が多様化して目覚めていく成長の描き方が素晴らしい。大正時代の話なのでまだ60代のおぬい婆さんも今でいう90近い雰囲気だが、その微妙な立場と言動の描写がこの作品の肝になっている。

  • まさみ さん

    高校時代に読み 今は実家にある井上靖さんの三部作 しろばんば 夏草冬濤 北の海を思い出し再度購入しました。人々の生活習慣や考え方が今とは時代背景が違う中でも大変読みやすい作品であり 主人公洪作の生き方や素直さ 心遣いがかわいらしく この先の成長が描かれる夏草冬濤も楽しみになりました。さき子がもっと生きていれば 彼の思いや経験がさらに描かれていただろうと思うと 残念でなりません。

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人物・団体紹介

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井上靖

1907・5・6〜1991・1・29。小説家。軍医の父の赴任地、北海道旭川で生まれる。幼年期を伊豆湯ケ島で過す。京都帝国大学文学部卒。20代から詩作を始め、同人詩誌『聖餐』を主宰する一方、懸賞小説に応募。1936年、大阪毎日新聞社に入社。50年、「闘牛」により芥川賞を受賞、本格的に作家活動に入る。5

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