おろしや国酔夢譚

井上靖

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163129600
ISBN 10 : 416312960X
フォーマット
出版社
発行年月
1992年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
332p;20X14

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • かおりんご さん

    小説。やっと読み終わりました。大黒屋光太夫がロシアに漂流してから日本に戻るまでの話。こんな日本人がいたなんて知りませんでした。先の見えないロシアの生活も不安だろうなと思いましたが、帰国してからの幽閉生活も辛かったと思うと、どちらの生活がよかったのか悩むところです。光太夫たちの漂流生活から115年後に、広瀬武夫がロシアに留学。その7年後に日露開戦。幕府は幽閉しておかないで、もっとロシアのことを知っておけばよかったのにと思います。光太夫から学んだことは、強く願えば実現するということ。不可能は可能になるのです。

  • YAMA さん

    光太夫が日本に帰れたことが本当に幸せだったのか。だからといって、ロシアに残ったメンバーが幸せだったかといえばそれはNOだろう。当時はとてつもなくロシアが遠かった。現代でいえばどこかの星に取り残されたような感覚だろうか。そんな自分にとって縁もゆかりもない、言葉も通じない場所でどうやって生きる目標を見つければいいのだろうか、そんなことを考えた。

  • N さん

    古本屋てハードカバーのかなり古いものを発見し買った。司馬遼太郎の菜の花の沖は既読であったがこちらの方が背景の時代が古く興味深く読めた。菜の花の沖を再読しようと思う。

  • CHACK さん

    緒形拳さんが大黒屋光太夫を演じている映画を観て、メイキングで監督が原作との差異を語っておられたのを聞き、読んでみたくなった。 難破船での生活、どこともわからない極寒の異国での暮らしぶり、橇で雪原を旅する様、イルクーツクに再現された街並み、ペテルブルクでのロケ。映画を観てから読むことによって、音や冷気などが感じられて、一層興味深く読めたと思う。 

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人物・団体紹介

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井上靖

1907(明治40)年、北海道生まれ。静岡県に育つ。京都帝国大学哲学科を卒業後、毎日新聞社に入社。50年「闘牛」で芥川賞を受賞し、51年に退社、作家生活に入る。58年『天平の甍』で芸術選奨文部大臣賞、60年『敦煌』『楼蘭』で毎日芸術賞、64年『風涛』で読売文学賞、69年『おろしや国酔夢譚』で日本文学

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