探偵が早すぎる 上 講談社タイガ

井上真偽

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062940719
ISBN 10 : 406294071X
フォーマット
出版社
発行年月
2017年05月
日本
追加情報
:
288p;15

内容詳細

父の死により莫大な遺産を相続した女子高生の一華。その遺産を狙い、一族は彼女を事故に見せかけ殺害しようと試みる。一華が唯一信頼する使用人の橋田は、命を救うためにある人物を雇った。それは事件が起こる前にトリックを看破、犯人(未遂)を特定してしまう究極の探偵!完全犯罪かと思われた計画はなぜ露見した!?史上最速で事件を解決、探偵が「人を殺させない」ミステリ誕生!

【著者紹介】
井上真偽 : 東京大学卒業。神奈川県出身。『恋と禁忌の述語論理』で第51回メフィスト賞を受賞。『聖女の毒杯その可能性はすでに考えた』にて、再び各種のランキングを席巻し、「2017本格ミステリ・ベスト10」第1位となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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ドラマ化もされた『探偵が早すぎる』。井上...

投稿日:2021/06/28 (月)

ドラマ化もされた『探偵が早すぎる』。井上氏の作品に出てくるキャラはどれも魅力的です。今回もミステリながら、違った方向性で楽しめます。

sissy さん | 不明 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 徒花 さん

    殺人事件が起きる前にトリックを解明し、事件を起こさないばかりか、そのトリックをそのまま犯人にお見舞いする必殺技「トリック返し」を駆使する異色のミステリー。買ってから気づいたが、前々から気になっていた『その可能性はすでに考えた』の人だったらしい。思ったよりもライトな文体とポップなキャラクターで、ギャグも多く、非常に読みやすい。しかも、状況設定そのものは古典的な日本のミステリーにありがちな遺産相続にまつわる同族殺し……というのがなかなかシニカル。下巻を早く読みたい。

  • さばかん さん

    探偵が早すぎる。   そしてトリック返し。  洞察力、観察力、先見力。   探偵が早すぎる。

  • bookkeeper さん

    ★★★★☆ 初読。5兆円(!)の遺産を相続した女子高生の一華。それを狙って大陀羅家と彼らに雇われた殺し屋が忍び寄るが、一華はその恐ろしい陰謀をほとんど知ることが無い。なぜなら、雇われた探偵が全て未然に計画を潰してしまうから…。  事件を解決するのではなく発生させない。これぞ究極の名探偵!緻密な完全犯罪計画から、無垢な兄妹まで、あらゆる暗殺計画をいかに予兆から見抜くかがキモなのだが、こんなミステリは思い付けなかったよ。面白い!もはやコメディの域か…。 「君は『完全』という言葉の意味をまったく理解していない」

  • ダイ@2019.11.2〜一時休止 さん

    事件前に解決する探偵もので北山さんの作品が思い出させるような設定です(探偵の設定は全然違いますが)。下巻は狩場なのか楽しみです。

  • hnzwd さん

    実業家であった父親の遺産を継いだ主人公。その遺産を狙って主人公の命を狙う義理の親戚達と、家政婦に雇われた探偵の対決がメインストーリー。重めの話をさらっとライトに描いていますが、、事件が発生する前に謎を解決するというスタイルは新しい。謎解きもロジカルで好み。下巻も続けて読みますー。名探偵ポアロですら、事件解決のためにもう一回宝石泥棒が発生するの待ったのに。。

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人物・団体紹介

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井上真偽

神奈川県出身。東京大学卒業。『恋と禁忌の述語論理(プレディケット)』で第51回メフィスト賞を受賞しデビュー。2016年には第二作『その可能性はすでに考えた』が、第16回本格ミステリ大賞の候補に選ばれる。2017年、『聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた』が本格ミステリ・ベスト10の第1位に輝く。同年

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