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Euの揺らぎ

井上典之

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784326302659
ISBN 10 : 4326302658
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

EUは危機にいかに立ち向かうのか。ギリシャに端を発する金融危機、イギリスのEU離脱、移民・難民、テロ等の諸問題、EU懐疑主義の台頭に対しEUは結束を維持できるか、法・政治・経済の観点から検討する。

目次 : 第1部 混迷するEU法体系(EUの回復力/ EU市民権概念をめぐる収斂と揺らぎ/ EU民事司法協力と国際商事仲裁―国際仲裁の“localisation”と“d´elocalisation”/ EUを揺さぶる法的原理としての民主制―英国のEU脱退を1つの例に)/ 第2部 転換期にあるEU政治(「ドイツのための選択肢」と欧州懐疑主義/ EUの移民政策―政治と文化の絡み合い/ EUと域外紛争―開発・安全保障の結合という視点から/ EU対外政策の将来)/ 第3部 停滞するEU経済(ユーロ圏経済の長期停滞の可能性について―2000‐2016年/ EUの銀行同盟―金融的安定という観点から見た意義と課題/ ギリシャ経済危機の原因―危機は終わったのか)

【著者紹介】
井上典之 : 神戸大学大学院法学研究科教授

吉井昌彦 : 神戸大学大学院経済学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • BLACK無糖好き

    神戸大学は、関西におけるEUに関する学術研究の中心大学として、その教育・研究活動に取り組んできたようで、本書はその研究成果。近年、様々な問題に直面しているEUの現状を、法学、政治学、経済学の3分野から分析し検討している。◆「EU対外政策の将来」として、ロシアの脅威、アメリカとの疎隔などからEU自身が運用する軍事的能力の強化を目指すべきとの議論も高まっているが、相当課題もありそうだ。◇今朝の日経オピニオンで秋田浩之氏が、東欧諸国への中国の影響力がEUの分断に繋がる恐れを見事に突いている。相変わらずの洞察力。

  • 犬養三千代

    EUの成り立ちから現在抱える問題を分析している。答のない問題だ。国民を置き去りにしエリートだけが集まって考えた枠組み。ギリシャは少し立ち直りつつあるがこのさきはどうだろう。難民たちの流入。トルコとの協調は破綻しないのかなど疑問が次々と浮かんだがこの本に答えはない。

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