「半導体」のことが一冊でまるごとわかる

井上伸雄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784860646714
ISBN 10 : 4860646711
フォーマット
出版社
発行年月
2021年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
221p;21

内容詳細

現代の半導体業界は世界中の大勢のエンジニアが製造や開発に携わっています。専門は細分化し、それらの知識と技術を一冊の本にまとめるのは不可能といえます。しかし、黎明期の技術から丹念に見ていくと、半世紀ほどの時を超えても変わらない、根本的な原理・技術があることがわかります。本書では、半導体の根本の原理や文脈を理解するために、その「はじまり」からの技術を丁寧に解説していきます。

目次 : 序章 半導体の世界/ 第1章 半導体とはなんだろう/ 第2章 トランジスタはこのようにして作られた/ 第3章 計算する半導体/ 第4章 記憶する半導体/ 第5章 光・無線・パワー半導体

【著者紹介】
井上伸雄 : 1936年福岡市生まれ。1959年名古屋大学工学部電気工学科卒業。同年日本電信電話公社(現NTT)入社。電気通信研究所にてデジタル伝送、デジタルネットワークの研究開発に従事。1989年多摩大学教授。同大学名誉教授。工学博士。電気通信研究所では、わが国最初のデジタル伝送方式の実用化に取り組み、それ以降、高速デジタル伝送方式やデジタルネットワークの研究開発に従事するなど、日本のデジタル通信の始まりから25年以上にわたり、一貫してデジタル通信技術の研究に取り組んできた。NTTを辞めた1989年ごろから、日経コミュニケーション誌(日経BP社)にネットワーク講座の連載を執筆したのをきっかけに、通信技術をやさしく解説した本を書くようになった。著書多数

蔵本貴文 : 香川県丸亀市出身、1978年1月生まれ。関西学院大学理学部物理学科を卒業後、先端物理の実践と勉強の場を求め、大手半導体企業に就職。現在は微積分や三角関数、複素数などを駆使して、半導体素子の特性を数式で表現するモデリングという業務を専門に行なっている。さらに複業として、現役エンジニアのライター、エンジニアライターとしての一面も持つ。サイエンス・テクノロジーを中心とした書籍の執筆(自著)、ビジネス書や実用書のブックライティング(書籍の執筆協力)、電子書籍の編集・プロデュースなど書籍中心に活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • アベシ さん

    後半は字面をただ追っかけただけになってしまったが半導体についての原理・技術の進化・社会への応用について概観はできたのではないかと思う。これまで度々の技術革新があり日本のソニーや江崎先生もその中にいたことを理解した。また、半導体の用途としてスイッチ、変換、増幅という機能があり、太陽電池やLEDもその原理で動いていることを知り感心しました。日本の半導体の再生をかけて実施される様々な取組みの中にどうしてNTTが入るのと思っていましたが、納得しました。仕組みについてはまたゆっくりと読み直したいと思います。

  • チャー さん

    半導体が動く仕組みや作り方等を解説した本。素材からデバイスに至るまで、詳しくかつ図を多用し理解しやすいように解説している。半導体の基本的な動作の仕組みとその発展が、実際の歴史や最近の出来事に結び付けられて解説されており大変参考になる。身近な様々なデバイスの仕組みがわかり興味深く読めた。これまで論理設計からプロセスに適用するまでの間が不明瞭であったが、ブール代数と構造の関係から少し理解が進んだ。これまではシリコン系への関心が主であったが、化合物半導体など多様な種類の半導体について知ることができ勉強になる。

  • Sobbit さん

    パワー半導体について調べていたのだが、ググってもよくわからないことを本はいつも丁寧に教えてくれることを再確認した。

  • ぴ さん

    半導体ブームなので基礎知識として読んでみました。化学的素養は一定必要ですが、どうやってできているかを知る入門としては良い本だと思います。業界本的に色々な企業紹介をしているものではないので、その点は要注意です。

  • ゼロ投資大学 さん

    半導体の歴史を学びながら、半導体技術の全体像を理解していく。基本的な技術となぜその技術が必要になったのかを知ることができる。専門用語は多いものの半導体の大事な核心に焦点を当てているので、ぜひマスターしたい。

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井上伸雄

1936年福岡市生まれ。1959年名古屋大学工学部電気工学科卒業。同年日本電信電話公社(現NTT)入社。電気通信研究所にてデジタル伝送、デジタルネットワークの研究開発に従事。1989年多摩大学教授。同大学名誉教授。工学博士。電気通信研究所では、わが国最初のデジタル伝送方式の実用化に取り組み、それ以降

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