戯作者銘々伝 光文社時代小説文庫

井上ひさし

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334772451
ISBN 10 : 4334772455
フォーマット
出版社
発行年月
2016年02月
日本
追加情報
:
278p;16

内容詳細

為永春水、恋川春町、式亭三馬、山東京伝など。どこをとっても個性的な江戸の戯作者たちは、娯楽を求める庶民の熱狂的支持を得、笑いと嘘で社会・文化を支えた。権力におもねることなく物語を書いた戯作者たちと、彼らを取り巻くちょっとハミ出た市井の人々の紡ぎ出すドラマを、史実を踏まえて生き生きと描き出す。江戸の空気感たっぷり、粋な井上節が炸裂、痛快。

【著者紹介】
井上ひさし : 1934年、山形県生まれ。上智大学外国語学部フランス語科卒業。浅草フランス座文芸部員兼進行係を経て、「ひょっこりひょうたん島」などの放送作家として活躍後、文筆業に専念。’72年、『道元の冒険』で岸田戯曲賞、『手鎖心中』で直木賞、’81年、『吉里吉里人』で読売文学賞、日本SF大賞などを受賞。その他、受賞多数。2010年4月9日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ken_sakura さん

    面白い。洒落てる♪( ´▽`)十二の短編集。戯作者を戯作したような趣きの物語。為永春水(名前も知らなかった(^^;))、十返舎一九、曲亭馬琴を遠景に十二人の戯作者をその周囲の誰かが語る形式。何人か聞いたことあるような(^◇^;)多分、山田風太郎の八犬伝でと思う。十返舎一九の娘が語る「十返舎一朱」、風呂屋の垢掻きが曲亭馬琴に語る「式亭三馬」、かみさんが語る「唐来参和」が特に好き。明るい話暗い話が混在。柴田錬三郎の眠狂四郎無頼控と木内昇の浮世女房洒落日記を思い出した。おもしろ本棚の先生に薦めて頂いた本、感謝

  • 高橋 (犬塚)裕道 さん

    星3。面白かったけど、作者の文章のリズムが私と合わないようで少々疲れた。最後の話が一番好き。

  • ポメ子 さん

    江戸検の勉強で出てきた、恋川春町、朋誠堂喜三ニ、山東京伝や、初めて知った半返舎一朱など12人の戯作者をその各々の関係者たちが語るという体をとっている。 独特のリズム感があり、歴史人物というよりは、身近な人の話を聞いている気がしてきて、楽しかった。特に「恋川春町」の話が良かった。

  • まさ影 さん

    表現とは、表現者とは。そして、笑いとは。

  • いちU さん

    江戸の戯作者を周囲の人が語る。サスペンス要素もありテンポよく、次々と展開。

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人物・団体紹介

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井上ひさし

1934(昭和9)年11月16日‐2010(平成22)年4月9日、享年75。山形県出身。1972年『手鎖心中』で第67回直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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